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バイクの任意保険は無駄?40%の加入率で多くは入らない?

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このページでは、『バイクの任意保険は無駄?』という質問に回答したいと思います。

初めてのバイク購入で、任意保険加入を迷っている

バイク乗りの多くは任意保険に入っていないって聞くし、維持費節約のために入りたくない

自賠責保険だけで十分じゃない?

このような方の参考になれば幸いです。

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バイクの任意保険は無駄?

悩む女性

結論から申し上げますと、確かに、交通事故を起こさなければバイクの任意保険は無駄です。

多くの人はそう考えて、詳細は下記で解説しますが、加入率は40%程度、つまり、60%のバイク乗りは任意保険に加入しておりません。

ですが、交通事故を起こす確率はゼロではなく、実際に年間に6万人ほどバイク事故を起こしております。

その中に自分が絶対に入らないという保証はなく、交通事故を起こせば高額な賠償責任を負う可能性が誰にでもあるのです。

ですので、交通事故を起こさなければ任意保険の保険料は無駄になってしまいますが、当サイトでは加入することをオススメしております。

バイクの任意保険の加入率はどれくらい?

ここでは、詳しくバイクの任意保険の加入率はどれくらいなのか見ていきましょう。

ただし、バイクの任意保険にも種類があり、加入率も異なりますので、軽くそれぞれの保険の補償内容を解説して、それぞれの加入率を円グラフで見ていくことにしましょう。

※出典は2020年度の損害保険料算出機構の『自動車保険の概要』です。

二輪車の対人賠償保険の加入率

二輪車の対人賠償保険の加入率

対人賠償保険とは、文字通り、対人への損害賠償です。

バイク事故で歩行者や事故相手に怪我や死亡させてしまった際に、自賠責保険を超える部分に支払われます。

対人ですので、当然、自分自身への補償はありません。

そんな対人賠償保険の二輪車の加入率は43.8%でした。

二輪車の対物賠償保険の加入率

二輪車の対物賠償保険の加入率

対人賠償保険とは、文字通り、対物への損害賠償です。

交通事故の相手の車やバイク、さらには建物や財物などに支払われます。

そんな対物賠償保険の二輪車の加入率は44.5%でした。

対人賠償保険とほぼ同じ加入率で、バイクで任意保険に加入している方は、この2つに加入していることがわかります。

対物賠償保険と対人賠償保険は基本補償で、下記の保険は付帯補償として、自由に組み入れられるケースが多いです。

二輪車の搭乗者傷害保険(定額払いの補償)の加入率

二輪車の搭乗者傷害保険の加入率

搭乗者傷害保険とは、運転者と同乗者が死亡や障害を負った場合に過失割合に関係なく支払われる保険です。

※ただし、被保険者の故意や重大な過失があった場合は、保険金が受け取れません。

搭乗者傷害保険は実損額ではなく、あらかじめ決められた保険金が支払われます。

例えば、怪我の部位や症状に関わらず一律10万円などです。

そんな搭乗者傷害保険の二輪車の加入率は26.3%でした。

二輪車の人身傷害保険(実損額の補償)の加入率

二輪車の人身傷害保険の加入率

人身傷害保険とは、搭乗者傷害保険と違い、交通事故の実損額が支払われる保険です。

実損額ですので、治療費だけでなく、休業損害、精神的障害、通院費、介護料、葬祭費用なども補償に含まれます。

また保険の対象となる事故の範囲が搭乗者傷害保険とは異なり、一般タイプの人身傷害保険は加入したバイク以外の事故も対象となります。

例えば、自転車や歩行者として車やバイクとの衝突事故に対しても補償対象となります。

※ただし、契約中のバイクに搭乗中の交通事故のみ補償するタイプの保険もあります。

そんな人身傷害保険の二輪車の加入率は14.4%でした。

二輪車の車両保険の加入率

二輪車の車両保険の加入率

車両保険とは、バイク事故で壊れた修理代や全損になった場合に支払われる保険です。

単独事故や当て逃げも補償範囲内です。

また盗難被害も補償範囲となっております。

そんな盗難保険の二輪車の加入率は1.6%と、かなり低い数字となっておりました。

バイクの任意保険に入らないとどうなる?

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ここでは、バイクの任意保険に入らないとどうなるのか、詳しく見ていきましょう。

自賠責の対人賠償補償金額だけでは足りない

自賠責保険は、対人賠償だけですが、その対人賠償の補償金額は決して多いものではありません。

そのため、重大な事故で損害賠償が高い場合、自賠責の対人賠償補償金額だけでは足りなくて、一生を掛けて被害者へ賠償し続けなければならないケースもあります。

死亡事故や重度障害事故の場合、賠償金が1~2億となるケースもあり、任意保険なしでは普通、支払えません。

※自賠責保険の支払限度額は、死亡による損害が最高で3,000万円です。そして、後遺障害による損害では、常時介護の時は最高で4,000万円の補償となっております。

対物賠償を自腹で支払わないといけない

上記でも少し触れましたが、自賠責保険は対人賠償だけですので、対物は補償の対象外です。

そのため、任意保険に加入しておらず事故を起こして、他人の車やバイク、家、そして道路付属物などを壊してしまった場合、自腹で支払わないといけません。

車やバイクとの事故であっても、数十万円、数百万円の賠償、トラックや家であれば数千万円、場合によっては数億円の賠償になるケースもあります。

また、道路付属物も意外に金額が高く、ガードレール、電柱、ETCの開閉レバー、交通標識、信号機など、交通事故で壊してしまう可能性があるものが数百万円の損賠賠償になるケースもあります。

自分の治療費を自腹

バイクの任意保険に加入していないと、自分の治療費も自腹で支払わないといけないケースもあります。

もちろん、自分が被害者の交通事故の場合、加害者へ賠償請求ができますので、その場合は相手の保険会社が支払ってくれますので、問題ありません。

問題は、単独事故や自分が加害者のケースです。

そのケースでは、健康保険は利用できるものの、治療費の3割は自己負担となります。

バイク車両の修理代を自己負担

任意保険の中でもバイクの車両保険に加入している割合は少ないのですが、加入していないと、修理代は基本的に自己負担です。

もちろん、交通事故に遭って、被害者のケースはその限りではありません。

ただ、単独事故であったり、自分が加害者のケース、そして、駐車していた時の当て逃げや小石の傷の修理などは自己負担です。

任意保険は強制?

弁護士 法律 強制 任意保険

任意保険は強制ではありません。

文字通り、任意です。

任意とは、その人次第で、個人の自由な判断に任せられているということです。

一方、自賠責保険は強制保険です。

つまり、バイクに乗る場合、加入が義務付けられています。

以下、自賠責保険と任意保険の補償内容の違いについて解説しておりますので、是非、参考にしてみてください。

自賠責保険と任意保険の補償内容の違い

自賠責保険は補償内容が少なく、支払限度額は最高でも3,000万円(死亡による損害)と上述しましたが、その他の損害の範囲や支払限度額はどうなっているでしょうか?

ここでは、自賠責保険と任意保険の補償内容の違いについて見ていきます。

※より詳しく知りたい方は、下記の国土交通省のページを参照してください。

自賠責保険の補償内容

損害の範囲 支払限度額(被害者1名につき)
傷害による損害 治療関係費(治療費、看護料、諸雑費、通院交通費、義肢等の費用、診断書等の費用)、文書料、休業損害、慰謝料 最高120万円
後遺障害による損害 逸失利益、慰謝料等 神経系統・精神・胸腹部臓器に著しい
障害で介護を要する場合
常時介護のとき:最高4,000万円
随時介護のとき:最高3,000万円
後遺障害の程度により
第1級:最高3,000万円~第14級:最高 75万円
死亡による損害 葬儀費、逸失利益、慰謝料(本人および遺族) 最高3,000万円
死亡するまでの傷害による損害 (傷害による損害の場合と同じ) 最高120万円

任意保険の補償内容

任意保険の補償内容は、ご自身で自由に決めることができます。

対人と対物賠償においては、非常に高額になるケースがありますので、無制限がオススメです。

確かに、無制限以外のランクにした方が保険料は安くなりますが、年間で数百円の違いしかありません。

それであれば無制限にして、数億円の損害賠償に怯えずにバイクライフを楽しみたいところです。

バイクの任意保険の料金の相場はどれくらい?

バイクの任意保険の料金は、排気量、年齢、免許証の色、使用目的、年間予想最大走行距離、住所、ノンフリート等級、補償内容などによって異なりますので、一概には言えないところがあります。

ですが、インズウェブの公式ホームページにバイク保険の一括見積をしたユーザーから調査したデータが記載されていますので、そちらが参考になると思います。

バイク 任意保険 料金相場

画像引用:保険の窓口『インズウェブ』

上記は、年間のバイク保険料の相場で、年齢が若いほど、そして、排気量が多いほど、料金が高いことがわかります。

特に20代以下の任意保険料は高額で、21歳以上になると、保険料も落ち着く傾向にあります。

お金のない10代、20代が高額で、お金のある40代、50代、60代が安いのは矛盾しているかもしれませんが、統計的に見て、事故を起こす確率が高い若者が高いのはある程度受け入れるしかないのかもしれません。

安いバイク保険を探すオススメの方法

バイク保険一括見積もり窓口

安いバイク保険を探すオススメの方法は、オンラインの一括見積もりをすることです。

一括見積することで、複数の保険会社から、あなたの条件に合った最適な任意保険を選ぶことができます。

バイク保険一括見積もり

※アクサダイレクト、チューリッヒ、三井ダイレクト、共栄火災、損保ジャパン、AIG損保、三井住友海上、あいおいニッセイ同和が一括見積もり参加しています。

もしくは、ファミリーバイク特約を自動車保険に付けることです。

このファミリーバイク特約は、125cc以下の原付限定ですが、格安の保険料で済ませることができます。

もしもあなたが車を所有しており、自動車保険に加入している場合は、加入先の保険会社に特約を追加できるか問い合わせてみてください。

バイクの任意保険は無駄に終わるのが一番いい

女性 

最後に、当然ですが、バイクの任意保険は無駄に終わるのが一番いいです。

任意保険に加入していれば、賠償が補償されるからといって、交通事故を起こして痛い思いをする必要はありませんし、ましてや、加害者となって怪我を負わせてしまうのは精神的にも、道徳的にも起こらない方がいいのは言うまでもありません。

保険というのは、万が一の備えですので、保険料は補償を買っているというよりも、安心を買っているといった考え方の方がいいかもしれません。

ただ、だからといって、闇雲に高い保険料を支払う必要はありませんので、色々と比較して、あなたに合った安い保険選びをしましょう。

原付・バイクの任意保険で月払いできる保険会社はどこ?

下記のページでは、『原付・バイクの任意保険で月払いできる保険会社はどこ?』という質問に回答しております。

原付・バイクの任意保険で月払いできる保険会社を探している方は、是非、参考にしてみてください。

原付の任意保険の入り方は?即日加入する方法はある?

下記のページでは、『原付の任意保険の入り方は?』、『即日加入する方法はある?』という質問に回答しております。

原付に乗っていて、上記の回答を知りたい方は、是非、チェックしてみてください。

原付の任意保険はコンビニで加入できる?どこで申し込む?

下記のページでは、『原付の任意保険はコンビニで加入できる?』の質問に回答しております。

また、原付の任意保険はどこで申し込みができるのかまとめましたので、是非、参考にしてみてください。

バイクの任意保険に乗る日だけ入れる?ワンデイ保険はある?

下記のページでは、『バイクの任意保険に乗る日だけ入れる?ワンデイ保険はある?』という質問に回答しております。

短期間だけバイクに乗るので、1年契約の任意保険は無駄なんじゅないかと思っている方は、是非、チェックしてみてください。

バイクの無保険運転の罰則は?事故を起こしたらどうなる?

下記のページでは、『バイクの無保険運転の罰則は?事故を起こしたらどうなる?』という質問に回答しております。

ここで言う保険とは、自賠責保険です。

任意保険とは違いますので、そこは注意が必要です。

前後撮影可のオススメのバイク用ドライブレコーダー

下記のページでは、前後撮影可のオススメのバイク用ドライブレコーダーを紹介しております。

またバイク用ドライブレコーダーの選び方やメリット・デメリットについても解説しておりますので、気になる方は、是非、チェックしてみてください。

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