このページでは、『400ccバイクの車検費用の相場はいくら?300ccとの違いは?』の質問に回答したいと思います。
初めての400ccバイクの車検で費用相場が知りたい
同じ中型バイクである400ccと300ccの車検費用に違いがあるのか知りたい
400ccバイクの車検を業者に依頼した場合、安い値段でできる業者を知りたい
上記のような方の参考になれば幸いです。
400ccバイクの車検費用の相場はいくら?300ccとの違いは?
まず結論から申し上げますと、400ccバイクの車検費用の相場は4~7万円ぐらいです。
どこの業者で車検を受けるのか、交換するパーツがどれくらいあるのかによっても差があるのですが、だいたい上記を目安にしてもらえばいいと思います。
ただし、自分でバイク整備をし、陸運局での諸手続きを行うユーザー車検は別で、2万円ぐらいで済みます。
これは業者での代行手数料がないからで、最も安く済む方法です。
300ccバイクとの車検費用の違いですが、これはほとんどないと思っていただいて問題ありません。
車検費用には、法定費用(重量税、自賠責保険、印紙代)と整備工場に支払う費用の2つがあるのですが、法定費用は排気量による違いがまったくないですし、整備工場に支払う費用も300ccと400ccで違いがある業者はないです。
ただし、300ccクラスでも、BMW・G310R、BMW・G310GSなどは輸入車であるため、国産車の300や400ccクラスのバイクよりも車検費用が高くなる可能性は高いです。
ただ、それは排気量の差ではなく、国産車か輸入車かの違いで費用に違いが出てくるということです。
基本的には、バイクの排気量が300ccだろうと、350ccだろうと、400ccだろうと車検費用は同じだと考えて問題ありません。
400ccバイクの車検の法定費用(重量税、自賠責保険、印紙代)はいくら?
ユーザー車検ではなく、業者に車検を依頼する場合、400ccバイクの車検費用には、『法定費用(重量税、自賠責保険、印紙代)』と『整備工場に支払う車検費用』の2つがあります。
ここでは、どこの業者に依頼しても同じ値段である法定費用を紹介します。
税金(重量税)・・・3,800円
自賠責保険(沖縄県を除く離島以外の地域で24ヵ月契約の場合)・・・9,270円
印紙代・・・1,100円
合計・・・14,170円
400ccバイクの車検の法定費用の合計は、上記の通り、14,170円となっております。
※400ccバイクの車検の法定費用の合計と書きましたが、300cc、350ccでも、排気量に関係なく、同じ費用です。
自賠責保険に関しては、最短で1ヵ月から最長で37ヵ月の期間で選ぶことができますが、車検の周期と合わせるために普通は24ヵ月契約を結ぶため、24ヵ月契約の費用を掲載しました。
また、沖縄県や離島の場合は、自賠責保険の費用は異なり、もっと安くなります。
例えば、沖縄県に適用される24ヵ月の自賠責保険料は5,430円となります。
詳しくは、国土交通省の自賠責保険の基準料率をご覧ください。
※400ccバイクの車種は、小型二輪自動車の欄です。
400ccバイクの車検に必要な書類
ユーザー車検ではなく、業者に車検を依頼する場合、400ccバイクの車検に必要な書類は以下の通りです。
また、業者によっては、上記以外の書類が必要なケースもありますので、詳しくはそれぞれの業者のホームページをご確認ください。
それと、ユーザー車検の場合は、上記に加えて以下の3つの書類が必要となります。
※400ccバイクの車検に必要な書類と書きましたが、排気量に関係なく、必要な書類は同じです。
バイクの車検を低コストで乗り切るコツ
ここからは、バイクの車検を低コストで乗り切るコツを紹介します。
ユーザー車検にする
まずは上記でも少し触れましたが、ユーザー車検にするということです。
ユーザー車検であれば、法定費用と自分で整備する時の消耗品やパーツなどの費用だけで済みますので、業者に依頼するよりかお得です。
だいたい2万円ぐらいで済みます。
バイクのユーザー車検に興味のある方は、下記の体験談も参考にしてみてください。



日ごろからメンテナンスをしっかりする
ディーラー車検にするか、ユーザー車検にするか、いずれにせよ日ごろからメンテナンスをしっかりすることは、バイク車検を低コストで乗り切れるか、かなり影響します。
メンテナンスなしでは、パーツの劣化や消耗品が寿命を迎えてしまい整備・修理費用が高くなってしまったり、オイル交換なしではバイク性能が落ちて、大きな故障の原因になってしまったりします。
そのため、エンジンまわり、電気系統、ブレーキ、足回りのメンテナンスは日ごろからしっかりするようにしましょう。
車検費用が安い業者に依頼する
ユーザー車検ではなく、業者に依頼する場合、安い業者に依頼するのがバイク車検を低コストで乗り切るコツです。
特にホンダドリーム、YSP、カワサキプラザ、スズキワールド、ハーレーダビッドソン○○、ドゥカティ○○、トライアンフ○○、BMW Motorradディーラーのようなディーラー車検は高い傾向にありますので、車検専門でやっている業者やバイク用品店がおすすめです。
安い業者を知りたい場合、下記の「400ccバイクの車検費用が安い業者はどこ?」も参考にしてみてください。
400ccバイクの車検費用が安い業者はどこ?
ここでは400ccバイクの車検費用が安い業者について紹介します。
バイクの車検費用については、下記のページで比較検討しております。
その結果は以下のようになりました。
全国に店舗があるホリデーバイク車検が1位で、四国にあるバイク用品店であるパーツランドイワサキが2位という結果になりました。
バイク車検を業者に依頼すると、かなり高くなるというイメージを持っている方もいる思いますが、それはホンダドリーム、YSP、カワサキプラザ、スズキワールド、ハーレーダビッドソン○○、ドゥカティ○○、トライアンフ○○、BMW Motorradディーラーのようなディーラーのケースが多いです。
上記のような車検専門業者やバイク用品店で依頼すると、そこまでユーザー車検と変わらない金額で済むことも多いです。
ユーザー車検は面倒だからやりたくないけれど、車検費用はなるべく安くしたい方は、上記の業者で依頼するのがおすすめです。
現行の400ccクラスに分類されるバイク
ホンダ
CB400 SUPER FOUR、CB400 SUPER BOL D’OR、CBR400R、400X
ヤマハ
SR400
カワサキ
Ninja 400 KRT EDITION、Ninja 400、Z400
スズキ
バーグマン400 ABS
BMW
–
KTM
KTM 390 ADVENTURE、390 DUKE、RC 390
現行の300ccクラスに分類されるバイク
ホンダ
GB350、GB350S
ヤマハ
MT-03、YZF-R3、トリシティ300
カワサキ
–
スズキ
–
BMW
G310R、G310GS、C400X、C400GT
ベスパ
GTS 300 Touring、GTS Super 300 Notte、GTS Super 300
KTM
KTM 350 EXC-F、KTM 300 EXC TPI
バイク車検の排気量は何ccから?車検切れの点数・罰金は?
下記のページでは、「バイク車検の排気量は何ccから?」、「車検切れの公道での運転での違反点数・罰則・罰金」、「バイクの車検は何年ごとに受ける必要がある?期間は?」、「いつからバイク車検は受けられる?」、「車検と定期点検の違いは?受けないと罰則はある?」などの解説をしております。
バイク車検が初めてで、基礎知識がない方は、是非、チェックしてみてください。
大型バイクの車検費用の相場はいくら?中型バイクと違いはある?
下記のページでは、『大型バイクの車検費用の相場はいくら?中型バイクと違いはある?』の質問に回答しております。
結論だけ言いますと、中型バイクよりも大型バイクの方が交換パーツが高い可能性が高く、その分だけ高くなる可能性がありますが、法定費用や整備工場に支払う手数料などは同じです。
詳細は下記のページをチェックしてみてください。
400ccの車検はなくなる?2023年2月現在車検廃止の予定なし!
下記のページでは、『400ccの車検はなくなる?』という質問に回答しております。
結論はもうすでに書いていますが、400ccの車検が廃止される予定は今のところありません。
そのことについて、もう少し詳しく知りたい方はチェックしてみてください。