このページでは、バイク乗りにおすすめのインナープロテクターを紹介しております。
また、選び方とポイント解説もしておりますので、インナープロテクターの購入を検討している方は、是非、参考にしてみてください。
はじめに
バイク乗りにとってのプロテクターの重要性について
はじめにバイク乗りにとってのプロテクターの重要性について解説します。
上記は、バイクに乗っていて死亡してしまった方の損傷主部位の構成率を表した円グラフです。
2021年は頭部の割合がかなり多くなっていますが、2018年~2020年の円グラフを見ると、頭部以外の胸部や腹部の割合もかなり高く、ヘルメットで頭部だけを保護すれば安心ではないことがわかります。
もちろん、頭部での損傷で死亡してしまうバイク乗りの方が最も多いため、安全性の高いヘルメットを適正な着用をするというのは、まず確認することです。
ただ、それだけでなく、胸部や腹部を保護してくれるプロテクターというのも、かなり大切であることは、統計・データを見ても明らかです。
この記事の目的
この記事では、プロテクターの中でも、インナープロテクターに焦点を当てております。
そのため、プロテクター全般について書くよりも、インナープロテクターについてより詳細に紹介できるのではないかと思います。
インナープロテクターのメリット・デメリットから選び方、おすすめ商品を紹介することで、バイク乗りの方にとって、より安全で快適なバイクライフを送ってもらえたら幸いです。
インナープロテクターとは
インナープロテクターとは、インナーとして装着できるプロテクターです。
インナーには下着という意味もありますが、ここではアウターウェアではなく、中に着るという意味で使われています。
ですので、簡単に言えば、内側に着用するプロテクターということです。
バイクのインナープロテクターのメリット・デメリット
ここからは、バイクのインナープロテクターのメリット・デメリットを解説します。
メリット
- バイクウェアではないアウターの着用でも安心
- 服装の幅が広がる
- フィット性が高く、ズレにくい
- 基本的には軽いの疲れにくい
- 薄着の夏にも使えて便利
デメリット
- インナーなので、アウターとは違って脱着しづらい
- フィット性が高いため、窮屈に感じる
- ワンサイズ大きなアフターじゃないと、着られないケースがある
- ギリギリアウターを着られたとしても、ゴツゴツした感じになってしまう
メリット・デメリットのまとめ
上記を読むと、インナープロテクターにはメリットも多いものの、デメリットもあることがわかります。
特にアウターとの相性が大切で、場合によっては、あまりに窮屈なため、インナープロテクターを装着するためだけのアウターの購入が必要になるケースもあります。
ですので、単純に今持っているアウターでおしゃれをしたいからインナープロテクターを買うことを検討している方は、逆に高く付く可能性もあります。
ですが、基本的にはインナープロテクターは使い勝手が良く、バイク乗りであれば一着は持っていたい商品の一つです。
安心・安全のためにも、まだ持っていない方は購入を検討してみてください。
バイクのインナープロテクターの選び方のポイント
ここでは、バイクのインナープロテクターの選び方のポイントを紹介します。
サイズ
まずサイズの確認をしましょう。囲
S、M、L、XL、2XLなど、サイズによって、身長、着丈、胸囲、裾囲が変わってきます。
中には、レディースサイズはなかったり、身長がかなり高い方向けのインナープロテクターは用意されていないケースもあるため気を付けてください。
また参考サイズ表だけでなく、実際に購入した方のレビューも確認した方が確実です。
プロテクターが保護する箇所
インナープロテクターによって、保護される箇所が違いますので、購入前にチェックしましょう。
胸部・ひじ・肩・背中にあれば安心ですが、中にはベストタイプで、ひじのプロテクターはなかったりするケースもあります。
またトップスだけに集中して、パンツは疎かになってしまうケースもあります。
確かに、下半身が死亡原因になるケースは少ないのですが、それでも交通事故に遭ったら痛いのは間違いありません。
ですので、特に長期ツーリングや高速道路での運転などをする際は、下半身の保護にも気を使うようにしましょう。
プロテクターの品質
プロテクターの品質もバイクのインナープロテクターの選び方のポイントです。
プロテクターの品質は、JMCA規格や欧州CE規格の有無、その星の数やレベルによって知ることができます。
JMCA規格では、星1と星2があり、それぞれ星1がヨーロッパ規格レベル1相当、星2がヨーロッパ規格レベル2相当となっており、星印が多いほど、安心の証となっております。
欧州CE規格では、レベル1とレベル2があり、レベル2の方がレベル1と比較して安全基準が高くなっています。
夏には通気性の高いメッシュ性のインナープロテクターを選ぶ
夏は暑いので、通気性の高いメッシュ性のインナープロテクターを選ぶのをおすすめします。
通気性が低いと蒸れてしまい、快適なツーリングができなくなってしまいます。
バイク乗りにおすすめのインナープロテクター4選!
最後にバイク乗りにおすすめのインナープロテクターを紹介します。
コミネ(KOMINE) バイク用 アーマードトップインナーウエア ブラック L SK-625 454 プロテクターCE規格
コミネのバイク用アーマードトップインナーウエアです。
とても人気のインナープロテクターで、サイズもS、M、L、XL、2XLとあります。
肩・肘・胸・脊椎にプロテクターを内蔵しており、伸縮性と吸汗性にも優れています。
デイトナ SAS-TEC (サステック) バイク用 プロテクター インナー ウェア CE規格 JMCA推奨 瞬間硬化 ストレッチ生地 HBP-019 ブラック Lサイズ 18802
デイトナ(Daytona)のバイク用インナープロテクターです。
胸部・ひじ・肩・背中にプロテクターを装備しており、ストレッチ素材を採用しているので、装着感もいいです。
付属のプロテクターのレベルは、胸(CEレベル1) 、ひじ(CEレベル2)、 肩(CEレベル2) 、背中(CEレベル1)となっております。
ナンカイ(NANKAI) メッシュストレッチプロテクターインナー ブラック Size:M-L SDW-4135
南海部品(NANKAI)のメッシュストレッチプロテクターインナーです。
肩・肘・背中・胸にプロテクターを標準装備しており、胸以外はCE規格レベル2となっております。
レディースサイズもありますし、メッシュなので、比較的、暑い時期にも着用可能です。
デイトナ SAS-TEC (サステック) バイク用 プロテクター インナー パンツ CE規格 瞬間硬化 耐切創(HPPE)/ストレッチ生地 HBP-020 ブラック
デイトナ(Daytona)のバイク用プロテクターインナーパンツです。
ストレッチ素材と耐切創生地という切れにくい機能性繊維の2種類あります。
おすすめは、耐切創生地の方でアスファルトの摩耗から身体を守ってくれます。
また、ひざ(CEレベル2)とサイドヒップ (CEレベル1)にSAS-TEC製プロテクターを標準装備しております。
夏、バイクに乗る時におすすめのインナープロテクターはこれ!2選
コミネ(KOMINE) バイク用 SK-834 スーパークールアーマードトップインナーウエア Black
コミネのバイク用スーパークールアーマードトップインナーウエアです。
メッシュ素材で高い通気性があり、衣服との間に空間ができる設計になっているので、夏でも快適性が高いです。
肩・肘・胸部・背中のプロテクター標準装備されており、すべてがCEレベル2となっています。
夏は快適なのは先ほど言った通りですが、暖かいジャケットを着れば、オールシーズン使うこともできます。
コミネ(KOMINE) バイク用 プロテクトメッシュアンダーパンツロング Black L SK-612 305 CE規格 メッシュ素材 プロテクター
コミネ(KOMINE)のバイク用プロテクトメッシュアンダーパンツです。
尾骨・大腿部にはハードプラスチックガードを標準装備しており、膝にはCE規格のプロテクターを標準装備しております。
ストレッチ性の高い素材を使用しており、メッシュ素材なので、比較的暑い夏にもおすすめです。
まとめ
バイク用インナープロテクターは、上記でも書きました通り、サイズ、プロテクターの保護する箇所、品質、素材(夏にはメッシュ性)に気を付けて選んでみてください。
プロテクターは装着していると、いないでは、安全性が全く違います。
ですので、乗る頻度や距離に関係なく、バイクに乗る場合は、必ず装着することを当サイトではおすすめしております。
どれを買うか迷っている場合、下記の商品をおすすめします。
上記は夏用として紹介しましたが、アウター次第ではオールシーズン使えますのでおすすめです。
バイクの任意保険は無駄?40%の加入率で多くは入らない?
下記のページでは、『バイクの任意保険は無駄?』という質問に回答しております。
バイク用インナープロテクターで自分の身を守ることはもちろん大切ですが、交通事故を起こした際に被害者がいた時の賠償責任はどうするのかという問題も同じくらい大切です。
バイクの任意保険にまだ加入していない方は、是非、チェックしてみてください。