ヤマハ・FZR250Rで山形から秋田の川原毛地獄までツーリングした米沢市在住、29歳、自動車営業の男性の体験談です。
会社の先輩にオススメされて、秋田県湯沢市にある川原毛地獄までツーリングしたようです。
この川原毛地獄は、日本三大霊地の一つで、滝が温泉である川原毛大湯滝も近くにある観光スポットです。
山形から秋田の川原毛地獄までFZR250Rでツーリング
性別 | 男性 |
ハンドネーム | さいとうくん |
年齢 | 29歳 |
職業 | 自動車営業 |
住所 | 山形県米沢市 |
バイク | FZR250R(ヤマハ) |
排気量 | 249cc |
シート高(mm) | 750mmもしくは735mm(年式による) |
エンジンの種類 | 1HX型 249cm3 水冷4ストローク直列4気筒DOHC |
会社の先輩から言われ、秋田県の川原毛地獄というところへ行ってくるのがいいと思うという話を聞き、行ってきました。
また、近くには泥湯温泉というところもあり、オススメするという事でした。
山形県から近いということもあり、気軽に行くことが出来ました。
私が住んでいるところからは、3時間くらいで行けるところでした。
当日は天気は曇りであまりすぐれなかったのですが、それがいい味を出してくれたと思います。
現地について思うことは、ほのかに硫黄の匂い。
曇りのせいもあって、一面灰色の世界が広がっていました。
イメージでは、漫画や伝承で出てくるような賽の河原のようなところです。
ここは川原毛地獄という名前の通り、草も生えていない地獄みたいなところでした。
硫黄成分があることによって、生物は生きていけません。
地面にも、空にも、生き物はいませんでした。
空でさえ、鳥一匹もいませんでした。
この川原毛地獄は山の中にあります。
山のふもとにはまだ草木が生えています。
その景色を見ると、まさにこの世とあの世の境と言えるようなところでした。
少し歩くとさらに硫黄の匂いが立ち込め、立ち入り禁止の看板が出てきました。
本当に危ない場所なんだという実感が出てきて、何気なく下を見るとアリが居ました。
こんなところでも生き物が生きていることを感じると、自分も生きている実感が出来ました。
もう少し行こうと思いましたが、日ごろの運動不足と空気の薄さに息が切れ断念をしました。
もっと頂上にはいい景色が広がっているんだろうなと思いながら、残念な思いをしました。
そして、ふもとに戻り、別の目的地に違う道から行こうと思ったら、途中までバイクで行けることがわかりました。
そこからでも中に入いることが出来るので、いいと思います。
途中のところは、バイクで行くにはちょうどいいところです。
私の他にも一人ライダーさんがいました。
私は人見知りなので、声をかけることが出来ませんでしたが、そういう出会いの場もあるかと思います。
峠道でもあるので、バイクで走るにはいい道だと思います。
行きも帰りも楽しく走れるところでした。
結果的にですが、このバイクで行く最後の一人ツーリングになりましたが、とてもいい思い出になりました。
私の人生の中で、後にも先にも、これほどいいバイクはありませんでした。
今でもこの時の旅行を思い出します。
写真を見るたびに、甲高いエキゾースト音が耳に聞こえてくるような気持になります。
また機会があれば、同じコースを今のバイクで行きたいと思います。
高木メモ
川原毛地獄の情報
川原毛地獄は、青森県の南部にある恐山・富山県の飛騨山脈北部にある立山と並ぶ、日本三大霊地の一つです。
標高は約800mあり、灰白色の溶岩に山全体が覆われていることやそこら中で蒸気が吹き出しており硫黄臭が漂っているなど、不気味な景観から地獄に見立てられ、川原毛地獄と名前が付けられています。
秋田県湯沢市の公式観光サイト
☞河原毛地獄・河原毛大湯滝(駐車場情報や川原毛大湯滝への入浴情報等があります。)