ライダー10人にバイクの魅力とは何かについてお聞きしました。
バイクに乗っている人、乗っていない人に関わらず、バイクは危険であると認識している人も多いです。
実際にそのような経験に遭ったライダーも多いです。
【関連】バイク(原付)の危険性|危ないと思った瞬間と回避方法
ですが、それを踏まえましても、バイクには魅力がたくさんあるのです。
それは何なのか、ライダー10人に語ってもらいましょう。
ちなみに、このアンケート調査は、以下のように実施しました。
回答して頂いた方、誠にありがとうございます。
それでは、早速、アンケート結果を見て行くことにしましょう。
ライダー10人に聞く!バイクの魅力とは何か?
※以下の()は、(性別/年齢/住所/職業/バイクの車種)です。
風を感じながら運転できることがバイクの魅力
やはり、一番は風を感じながら運転する事です。
車では感じる事の出来ない、その土地での環境を体で感じる事ができます。
特に春の新緑の時期・秋の紅葉の時期辺りは、気温も適温なので、風だけでなく風景も楽しめます。
あとはバイクを操る楽しさです。
バイクは車と違い、体全体を使い操作しますので、特に峠道などのワインディングでは倒しこみ、ギアチェンジを駆使して走り抜ける事に楽しさを感じます。
個人的に小排気量車が好みなので、エンジンパワーを使い切るというような事もできます。
それとメンテナンス・カスタムがし易い点です。
車と違いメンテナンス・カスタムの手間・費用が少なくすみますので、自分でメンテナンスする楽しさ、カスタムして自分オリジナルのバイクにしていく楽しさがあります。
(男性/45/兵庫県豊岡市/サービス業でレンタカー会社勤務/スズキ・ジクサー)
怖さよりも風を切ってスピード感いっぱいで走ることが、とにかく気持ちいい
危険が伴うから確かに怖いですが、それもスリルでワクワクします。
怖さよりも風を切ってスピード感いっぱいで走ることが、とにかく気持ちいいです。
そして、私みたいな女性がバイクに乗っていることが、車のドライバーからは驚きなのか珍しそうに見られるのも、男性に負けていない気がしてすごく気分がいいです。
バイクは原動機付自転車というお買い物へ行くことに使ったり、大きい排気量のものだとツーリングという旅行へ行けるという幅の広さも魅力です。
お買い物から旅行まで、バイクという3文字だけに収めるにはあまりにも需要が広いと思います。
そして、今は通勤通学に使っている人もいると思います。
生活に欠かせない足ともなれる、それが置き場に困らないバイクの魅力です。
(女性/38/大阪府交野市/派遣社員/ホンダ・PCX)
自分で修理・カスタムするうちに愛着がわいてくるところが魅力
私は初めて学生時代に購入をした、バイクがホンダ・GB250クラブマンです。
自分の誕生年と同じ年式なので、とても気に入っています。
趣味で古いバイクに乗っていますが、バイクの魅力、特に古いバイクの魅力は、なんといっても自分で修理・カスタムするうちに愛着がわいてくるところが魅力です。
また、古いバイクなので、ツーリングは速度低めのノンビリツーリングで、エンジンの鼓動を楽しみながら周りの景色を楽しみながら走れるのが魅力です。
なによりも、ツーリング先で寄ったドライブインなどで、バイクの品評会が行われるときに注目され、「懐かしいバイクだね。ちょっと乗せて。」などと言われ褒められると、少し鼻が高くなってしまいます。
自然を肌で感じながら走ることが出来るのが、最大の魅力です。
(男性/35/宮城県名取市/自動車旅客運送業/ホンダ・GB250クラブマン)
バイクが持つ大きな魅力はスピード感
バイクが持つ大きな魅力は、やはりスピード感だと思います。
と言っても、早いスピードで無謀な運転をするという訳ではありません。
周囲の車と同じようなスピードで走っているだけでも、スピード感を味わうことができてとても快感です。
それはやはり、バイクは身体が外にむき出しになっていることが要因だともいます。
四輪車を運転していてバイクのようなスピード感を味わうことができないのは、囲われた中にいるので安心感が芽生え、スピード感を得ることができないのです。
その点バイクは、身体がむき出しになっていて風を直接感じることができる、景色もガラス越しではなく直接目で楽しむことができるのです。
実際のスピード感の心地よさは、四輪車では味わうことができないバイクだけの魅力だと思います。
(男性/36/茨城県水戸市/運輸業 非営利団体職員/ヤマハ・DT200WR)
駐車料金が安く、渋滞に強く、風が気持ちいいのがバイクの魅力
第一に月々の駐車料金が安いかタダ。
車と違って、自宅の空いている場所に止めることもできるし、都内でなければマンションでも月500円もかからず止められる。
大型でなければ、駅の駐輪場に止められれば、一日100円から200円だろう。
車では1日止めたら10倍以上は覚悟だ。
第二に渋滞を気にせず、ときにどの交通機関よりも早く目的地に到着できる。
すり抜けは危険なのでお勧めできないが、小回りがきいて便利。
道を間違った時、車だとUターンをする場所を探したり右左折を繰り返して戻るしかないが、バイクならエンジンを切って降りて歩行者信号を渡って反対車線に行き、向かってきた道をすぐに戻ることができる。
第三に風が気持ちいい。
海沿いの道を潮風に吹かれながら走る爽快感、車では味わえない。
(女性/32/神奈川県川崎市/サービス業 販売/スズキ・アドレス110)
自分色に染めるカスタムは格別
風を感じることが出来、誰とも話をすることなく、旅が出来きます。
一人の時間を、風を感じながら過ごすのは、格別です。
またストレスを感じた時は、プラっと走ることで、気分がさえます。
バイクの魅力は沢山あるのですが、その中でも、自分色に染めるカスタムは格別です。
バイクは、カスタムをすればするほど愛着が湧き、走ることが楽しみになります。
バイクはエンジン音や、立ち上がりの加速、サスペンションの動き、などを体で感じることが出来るので、道を走っている感覚がとても最高です。
マシンと一体になって走っている感じがします。
バイクのカスタムをすることは、その微妙な変化を体感出来き、自分の好きな形や色に変化していくことです。
時間をかけて、自分の作品を仕上げていくイメージでとても愛着がわきますよ。
(男性/38/福岡県大野城市/医療職/カワサキ・ZRX1200DAEG)
バイクの魅力は非日常感が手軽に味わえること
バイクの魅力は何といっても、非日常感が手軽に味わえることです。
少し前までは単なる移動手段としか考えていませんでしたが、ツーリング仲間と出会い、さまざまな場所に出かけることで豊かな休日を過ごせていると考えています。
ツーリングにはまったのをきっかけに、今まで普通二輪面免許のみでスクーターに乗っていたのですが、友人の勧めもあり、一気に大型二輪免許も取得!
今ではバイク情報誌でひとめぼれした、憧れのYAMAHA VMAXに乗っています!
大きいと取り回しも大変ですが、そこは慣れと後は、なんといっても大型バイク特有の力強いトルク感を味わえば全然チャラにできてしまいます。
今年の夏はとても暑く、グローブ焼けやヘルメット焼けが必須ですが、そこはバイク乗りの勲章として誇らしげに感じています。
(男性/31/神奈川県横浜市/IT業界のデザイナー/ヤマハ・VMAX)
バイクの魅力的な所は燃費が良い所と、渋滞を知らない所
バイクには色々な魅力があります。
私がバイクに乗ろうと決めたのが、たまたま街中でマグナ250に一目惚れをして色々調べて購入しました。
このバイクに乗り始めたら楽しくて、どこまでも走って行きたい気持ちになってしまいます。
この夏の時期はバイクに乗って走ると、暑さも忘れ楽しさが更に倍増します。
バイクの魅力的な所は燃費が良い所と、渋滞を知らない所です。
バイクは燃費も良く何処でも行け、渋滞も御構い無しです。
一番良いと思うのが、夏の風物詩の一つ花火大会です。
車で行くと必ず渋滞にもはまり、駐車場もすぐいっぱいだったり停める場所が無かったりしますが、バイクならスイスイ行けるのも一番の魅力です。
バイクは一度乗ると、なかなか手放せない物だと思います。
(男性/31/静岡県静岡市駿河区/建設業/ホンダ・Vツインマグナ250)
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人が持つ五感で感じながら世界を進んでいけるのがバイクの魅力
エンジンからの振動とファンから熱気、照りつく太陽、突き刺さる雨、身体の芯まで凍る風、こんな風に聞こえるとどう思うだろうか。
バイクなんて最悪、なんて声が聞こえてきそう。
エアコンが効いた車の方が快適でいい。
確かにそう言えばそうかもしれない。
でも、それだとバイクの良さとは永久に平行線のまま。
もう一度初文を見てほしい。
どれも自然の中にいる自分をイメージ出来ないだろうか。
バイクに乗って走っていると上記だけじゃなく潮の香りや新緑、時に硫黄の匂い、滝の音や鳥の鳴き声など、人が持つ五感で感じながら世界を進んでいける。
エアロダイナミクスの塊のなかで設計された、オープンカーでもやはり風をきる感覚はバイクには敵わないだろう。
(男性/43/愛知県春日井市/医療職の歯科医師/スズキ・隼)
経済的であり、自分でメンテナンスでき、乗っていて楽しいのがバイクの魅力
まずは4輪車よりも経済的であるということです。
ガソリン1リットルで60km以上走るなんて、テレビCMで盛んに低燃費を謳っているハイブリッド車が霞んで見えます。
さらに自動車税や自賠責保険、任意保険などの経費も断然安く、駐車場代もあまりかからず財布に優しいところもあります。
次に、自分でメンテナンスできる余地がまだまだ残っていることです。
今の4輪車はボンネットを開けても、みんなカバーされていて手を出せるところが全くなく、すべてを専門業者に任せないといけないですが、バイクは簡単な日常メンテナンスからその気になれば重整備も自分で出来ることです。
最後に、やっぱり乗っていて楽しい。
乗せられているのではなく、自ら操っているという感覚が持てるのはとてもきもちいいですね。
(男性/44/佐賀県鳥栖市/輸送機器部品卸売/ホンダ・スーパーカブ110)
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まとめ
バイクの魅力は、人それぞれです。
ライディングに魅力を感じる人やツーリングが楽しくて乗っている人、はたまたカスタムで自分色に染めるのが楽しいという人もいます。
そのどれもが正解で、バイクの魅力は自分で見つけていくものだと言えます。
あなたにおいては、バイクの魅力とは何でしょうか?