コマジェ（マジェスティ125FI）を友人に売る話と買取・査定相場

ヤマハ・バイクの買取・査定体験談

2022.10.22

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コマジェ（マジェスティ125FI）を友人に売る体験談です。

この体験談を紹介してくれたのは、大阪府箕面市在住の２０歳の男性です。

最初は、バイクショップに下取り査定に出したのですが、０円と言われてしまい、さらには処分費用が掛かると言われてしまったので、コマジェを買取してくれる知り合いを探したようです。

そうしたところ、バイト先の友人の原付が丁度、壊れてしまったとのことでコマジェを売却してほしいとなりました。

個人売買は、売却後に言い争いのリスクもあるため、あまりオススメはしません。

この男性もバイクショップでの下取りではなく、買取業者に査定を依頼すれば値段が付いたかもしれないので、もしあなたがバイクを売ろうと思っているのであれば、まずは買取業者に査定をしてもらうことをオススメします。

コマジェ（マジェスティ125FI）を友人に売る＠大阪府箕面市

このマジェスティ125FI(以後コマジェで表記します)には、1年ほど乗っていました。

きっかけは、1年半前に普通二輪免許を習得したにもかかわらず金銭的に余裕がなかったため、ずっと原付に乗っていたのですが、速度違反で捕まってしまい、その時の警官から「せっかく普通二輪免許を持っているのだから原付二種にでも買い替えたら？」という忠告を受けたからです(笑)。

ちょうど同時期に知り合いのバイク屋の人がコマジェを勧めて下さり、125ccの中では車体が大型であること、自分の身長も考慮しても非常に乗りやすかったこと、親が車を持っていたのでファミリーバイク特約の恩恵を受けられることから、このコマジェに乗ることを決めました。

田三郎

確かに、原付一種だと法定速度が時速３０キロだけど、原付二種であれば倍の時速６０キロになるからね！

高木

なんだっけ？原付一種？原付二種？

高木は、教習所からやり直したほうがいいな…。

なんだよ！何か教えろよ！

原付一種は排気量が５０cc以下で、原付二種は５１cc～１２５ccまでのオートバイのことだよ！

なるほど。

しかしながら、乗り出してから半年ほど経ったときに交通事故に遭ってしまい、このコマジェを修理に出したのですが、年式が古く、製造終了しており、修理に純正の代替部品が使えなかったこと、修理してからさらにエンジン部分に不具合とタイヤが交換時期に迫っていたことから、このコマジェを売却しようか悩みました。

幸いに普段乗る程度だと走行面では全く支障がなかった(多少燃費が悪くなったかなという程度)ので、このまま修理して乗るのもありかなと思っていました。

ちょうどこのころに引っ越しの予定があり、心機一転して新しいバイクを買おうか悩んでおり、新しいバイクの購入のためにコマジェを下取りに出すのが一番いいと思っていました。

しかしながら、コマジェの年式が古いこと、修理歴があることなどから下取りの価格は0円といわれ、更には処分費用も要求されたために途方に暮れていました。

このことから、路線変更して知り合いにコマジェを売る、最悪タダでもいいと思って知り合いをくまなくあたってみたところ、バイト先の友人が最近、原付が壊れたからコマジェを売って欲しいとのこと。

ここで私の欲が出てしまい、いかにして高く売ろうかと考えてしまいました(笑)。

とはいえ、あまりに欲を出しすぎて悪評が広まるのも嫌でしたので、修理歴があること、複数個所に傷があること、エンジンに不具合があることを説明して、相手に購入意思があるならそれで相手の言い値で売ろうと思いました。

幸いにも購入意思を示してくれましたので、相手に希望金額を聞いたところ、1万円で売って欲しいとのことでした。

元の値段が12万円だったので、その値段では即決しかねました。

そこで、125ccまでの二輪車の自賠責保険は返金の金額が小さいこと、相手が忙しいことを利用し、もう少し高く売ろうと残りの自賠責保険の期間(確か2年くらい)と名義変更の手続きをこちらでするので2万円で買って欲しいとお願いしたところ、それならばと相手は快く引き受けてくれました。

自賠責保険は新規で加入すると2年で1万円弱だったので、新規で自賠責保険を加入しようが私から2年間の自賠責保険付きで買うか相手の出費は実質、同じでした。

それと、私がコマジェを購入したときにスペアキーを作っておいたのも良かったかもしれません。

また、タイヤの溝が擦り減って交換時期が迫っていた件については、相手は雨の日はコマジェに乗らない予定らしく、そこは気にしなくても良いとのことでしたので、今回、売却することにおいてはマイナスの要素にはなりませんでした。

今回は元々下取りでは値段がつかなかったので、現金が手に入っただけでも満足でしたが、自分の言い値で売却できたので、とても良い取り引きだったと思います。

個人間での取引だからこそ、可能だったのかもしれません。

自分のできる範囲でできるだけ面倒なこと(名義変更など)を行ったり、自分と相手それぞれの妥協点を見つけていくことが自分が満足してバイクを売れるための第一歩ではないでしょうか。