このページでは、世界のバイク普及率が日本よりも高い国を紹介します。
また、保有台数やその国の首都におけるバイク事情をGoogle ストリートビューを利用して見ていきますので、統計やデータというよりかは楽しんで見て頂ければ幸いです。
世界のバイク普及率が日本よりも高い国9選!保有台数は何台?
※世界のバイクのそれぞれの国の普及率や保有台数を調べるにあたって、一般社団法人の日本自動車工業会のデータを参考にさせて頂きました。
※国や地域の人口は外務省のデータを参考にさせて頂きました。そのため、日本自動車工業会におけるデータの年数と違いがあり、バイク普及率の計算が合わない箇所もあります。
以下は、バイクの普及率が高いランキング順となっております。
台湾
バイクの普及率:1.67人(1台当たり人口)
※台湾のバイク普及率だけは、外務省記載の2021年12月の人口と日本自動車工業会記載の2019年のバイクの保有台数から算出しておりますので、正確な数字にはなっていないのでご注意ください。
バイクの保有台数:13,992,922台、2019年
人口:約2,340万人、2021年12月
主要都市:台北
言語:中国語、台湾語、客家語等
台湾のバイクの普及率は非常に高いです。
1.67人に1人がバイクを所有しているということで、2人に1人以上はバイクを持っている計算となります。
そんな台湾のバイク事情をGoogle ストリートビューを使っても、見ていきましょう。
上記は台北の写真です。
非常に多くのバイク乗りが交差点で信号待ちしているのが見えます。
下記は台中の写真です。
原付スクーターが専用駐車場にズラリと並んでいるのがわかります。
インドネシア
バイクの普及率:2人(1台当たり人口)、2019年
バイクの保有台数:126,588,509台、2019年
人口:約2.70億人、2020年
首都:ジャカルタ
言語:インドネシア語
インドネシアでは、およそ2人に1人がバイクを保有しているという、国の普及率としては一番多いという結果でした。
特にインドネシアは人口が多いため、保有台数も一番多い台数でした。
そんなインドネシアのバイク事情をGoogle ストリートビューを使っても、見ていきましょう。
上記はインドネシアの首都ジャカルタの写真です。
奥はガソリンスタンドになっていて、バイクが列になって並んでいるのがわかります。
ちなみに、ガソリンスタンドからの写真もありましたので、下記に掲載しておきます。
こんなにガソリンスタンドに列をなしているのは、日本では見られません。
他にも、ジャカルタの道を見て回ったのですが、本当にバイクが多かったです。
流石、普及率が最も多い国だと言えます。
マレーシア
バイクの普及率:2人(1台当たり人口)、2019年
バイクの保有台数:14,322,030台、2019年
人口:3,270万人、2020年
首都:クアラルンプール
言語:マレー語(国語)、中国語、タミール語、英語
マレーシアもおよそ2人に1人がバイクを保有しているという普及率が高い国です。
ただし、人口はインドネシアと比較すると少ないため、その分、バイクの保有台数は少ないです。
そんなマレーシアのバイク事情もGoogle ストリートビューで見ていきましょう。
上記はマレーシアの首都であるクアラルンプールの写真です。
複数のバイクが信号待ちしているのがわかります。
このようにどこに行ってもバイクを見かけますし、下記のようにバイク専用の駐車場も多くありました。
タイ
バイクの普及率:3人(1台当たり人口)、2018年
バイクの保有台数:21,079,937台、2018年
人口:6,617万人、2021年
首都:バンコク
言語:タイ語
タイのバイク普及率は3人に1人ということで、インドネシアやマレーシアと比較すると低い数字ですが、マレーシアよりも人口が多く、所有台数だけで見ると、マレーシアよりも多い数です。
そんなタイのバイク事情もGoogle ストリートビューで見ていきましょう。
上記は、タイの首都バンコクの写真です。
上記では多くのバイクが走っていますが、他の通りではここまで数はなかなかありませんでした。
やはり、上記の国と比較するとバイクの数は少ない印象です。
ただ、少ないかというと、まったくそんなことはなく、やはり、バイクの数は多いです。
それに上記でも右側にうっすらと見えますが、三輪タクシーのトゥクトゥクを多く見ました。
また、他には自転車タイプのサムローやオートバイタイプのクアンサムローという三輪タクシーもあります。
ギリシャ
バイクの普及率:6人(1台当たり人口)、2014年
バイクの保有台数:1,802,929台、2014年
人口:約1,067万人、2021年
首都:アテネ
ギリシャのバイク普及率は6人に1人の割合で保有しているということで、ヨーロッパでは高い普及率となっております。
それでは、早速、ギリシャのバイク事情をGoogle ストリートビューで見ていきましょう。
上記はアテネの写真ですが、バイクに乗っている人を見ることができます。
アテネ全体を見たのですが、日本よりちょっと多いかなぐらいで、めちゃめちゃ多いなという印象は持ちませんでした。
ただ、少ない訳ではないです。
それとギリシャでもヘルメットは1992年以来必須なようですが、ノーヘルの人も目立ちます。
どうやらギリシアでは、未だに多くのライダーがヘルメット被るかどうかは個人の自由だと考えているようです。
イタリア
バイクの普及率:7人(1台当たり人口)、2018年
バイクの保有台数:8,720,733台、2018年
人口:6,036万8千人、2021年
首都:ローマ
言語:イタリア語
イタリアのバイク普及率は7人に1台となっています。
この数字から、バイクは日常生活の足として使われていることがわかります。
それでは、イタリアのバイク事情をGoogle ストリートビューで見ていきましょう。
上記は、イタリアの首都ローマの写真です。
スクーターがお店の前の専用駐車場に停められているのが見えます。
上記は駐車されたスクーターの写真ですが、道路を見ても、バイクに乗って走っている人を見つけることができます。
スペイン
バイクの普及率:9人(1台当たり人口)、2014年
バイクの保有台数:5,033,209台、2014年
人口:約4,708万人、2020年
首都:マドリード
言語:スペイン語
スペインのバイクの普及率は9人に1人の割合ということで、ヨーロッパの中では高い割合となっております。
それでは、早速、スペインのバイク事情をGoogle ストリートビューで見ていきましょう。
上記はスペインの首都マドリードの写真です。
スペインは日本よりもバイク普及率が高いものの、数字としてはそこまで変わらず、Google ストリートビューを見ても、そこまで多いとは感じませんでした。
ただ、バイクとは少し違いますが、スペインのマドリードでは電動キックボードのシェアサービスが普及しており、いたるところに電動キックボードを見かけたのが印象的でした。
スイス
バイクの普及率:10人(1台当たり人口)、2014年
バイクの保有台数:852,567台、2014年
人口:867万人、2020年
首都:ベルン
言語:ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語
スイスのバイクの普及率は10人に1人が保有ということです。
ただし、データが2014年ということで、現在では普及率が多少異なる可能性があるのは注意が必要です。
それでは、スイスのバイク事情をGoogle ストリートビューで見ていきましょう。
上記はスイスの首都ベルンの写真です。
ベルンでは、バイクも見かけましたが、自転車を利用している人の方が印象に残りました。
下記はスイスで人口が最も多いチューリヒの写真です。
ポツポツとバイクや原付スクーターを見かけました。
オーストリア
バイクの普及率:11人(1台当たり人口)、2014年
バイクの保有台数:755,447台、2014年
人口:約892万人
首都:ウィーン
言語:ドイツ語
日本よりもバイクの普及率が高い国として紹介する最後の国がオーストリアです。
普及率は11人に1人が保有ということです。
それでは、オーストリアのバイク事情をGoogle ストリートビューで見ていきましょう。
上記はオーストリアの首都ウィーンの写真です。
道路のわきにある駐車場にバイクが停められているのが見えます。
ただ、ウィーンではそこまでバイクに乗って走っている人は見かけませんでした。
もちろん、まったくいない訳ではなく、ポツポツと見かける感じです。
日本
バイクの普及率:12人(1台当たり人口)、2019年
バイクの保有台数:10,539,849台、2019年
人口:1億2,484万人、2022年
事実上の首都:東京
最後に日本のバイクの普及率です。
12人に1人がバイクを所有しているという統計データです。
この統計データを基に、上記の国との違いを比較してみてください。