走行距離が何万キロでバイク・原付を買い替えるか、なぜその走行距離で買い替えるのかアンケート調査を実施しました。
現在、バイク・原付の買い替えを検討している方の参考になれば幸いです。
ちなみに、以下のようにアンケート調査を実施しました。
回答して頂いた方、誠にありがとうございます。
それでは、早速、アンケート結果を見て行くことにしましょう。
走行距離が何万キロでバイク・原付を買い替えるかアンケート調査した結果
以下の()は、(性別/年齢/住所/職業/現在乗っているバイクの車種)です。
2万キロでバイク・原付を買い替え
これまで乗ってきて、1年でおおよそ3千キロペースで乗ってます。
エンジンオイルは1年ごとに交換しているが、それ以外の消耗品は1万キ毎、2万キロ毎の交換ペースになる。
スクーターの場合では、特に2万キロ走行時での消耗品交換が多い。
例)駆動系Vベルト交換、クラッチシュー交換等
これらは部品代はそれほど高くないものの、作業工賃は割高になる。
また、この頃にはタイヤも減って交換しないといけなくなったり、冷却水交換やブレーキパット・オイル交換といったメンテナンスも必要となってくるので、このタイミングで乗り換えるのが良いのではないかと考えます。
ちなみに250ccまでしか乗ってませんので、250cc以上は車検もあるのでこの考えは当てはまらないと思います。
(男性/45/兵庫県豊岡市/無職/ヤマハ・グランドマジェスティ250)
3万キロでバイク・原付を買い替え
今のバイクはエンジンの性能が良くなっているので、オイルや定期的なメンテ部品の交換を行っていれば、エンジンの限界までは乗れると思います。
できれば買い替えは金額もかさむので、伸ばせるだけ伸ばし、現在のものに乗り続けたいたいです。
ただし、購入から年数が進むにしたがって、故障などのトラブルの発生頻度が高くなり重大な事故にもつながる恐れがあります。
これらを考慮すると、長い間お世話になった愛車ですが、やはりある程度年数が過ぎてきたら買い替え時かなと感じます。
(男性/50/福岡県太宰府市/ITサービス業 システムエンジニア/ススキ・レッツ4)
このバイクを購入してすぐ、病気になり、最近まで乗らなかったので、3年経過していても1500kmに達していません。
この間、1000kmの慣らし運転が終わって、オイル交換をしたばかりです。
後3年は乗りたいと思っていますが、せいぜい乗っても、一年で1万キロが限界だと思います。
それに、あと3年たつと、まる6年になってしまうので、いろいろなところが経年劣化して壊れてくると思われますので、3万キロかなと思います。
バイクの知識があれば、もっと乗れると思いますが、なにぶんメカの知識と言えばオイル交換とバッテリー交換ぐらいの知識ぐらいしかありません。
(男性/56/埼玉県加須市/無職 就活中/カワサキ・KSW110)
新車で購入し、走行距離が1万5千キロを過ぎたあたりからエンジンから異音がするようになってきてバイクショップに相談。
「修理もできるけど修理代はそこそこかかる。古いバイクだしこのまま乗りつぶして買い替えたほうが安上がりになると思うよ」とアドバイスがあったので、別のバイクショップにセカンドオピニオンを求めても同じ回答。
その時にあと何キロくらい走りそうか聞いたら、大体1万キロとのこと。
現在2万3千キロで、エンジンの異音が大きくならなければ乗り続けるつもりですが、4スト原付スクーターなら10年3万キロが買い替えの一つの目安になると思います。
(男性/45/神奈川県鎌倉市/保険業営業職/スズキ・レッツ4)
年間5千キロ弱走ります。
そうなると車検を二回通して乗る予定なので、部品交換や新型バイクで気になるのが既にあるのでちょうど良いかなと思ってその距離で考えています。
それと、生活環境の変化もあって、次回は車検のない250のバイクの購入を考えています。
今でも売却して、その資金と数十万で買えますが、やはり気に入ったバイクなので、気が済むまで乗りたい気持ちはあります。
大型バイクなので、所有してる気持ちも大きく行きたいと思ってますので。
(男性/36/茨城県つくばみらい市/運輸業のドライバー/カワサキ・z800)
約三万キロ走った頃には、自分が行きたいところにはこのバイクで行くことができている状態だからです。
また、車検が2回周ってくる頃なので、買い替え時期としては適切かなと感じています。
関西に住んでいましたが、基本的に関西の西側から東側まで一通り行くことができましたし、各府県5回ずつくらいは行くことができたのでかなり満足させてもらいました。
今はアメリカンのバイクですが、次回はアメリカン以外のバイクを買って違った気分で同じところに行きたいと思います。
(男性/23/福岡県福岡市中央区/金融業/ヤマハ・ドラッグスタークラシック400)
5万キロでバイク・原付を買い替え
現在の年式が2007年式で、新しい車種があまりにも魅力的であり、新しい車種に乗り換えたい衝動が日々強くなっています。
現在の走行距離も1万8千kmぐらいになっており、いままでのバイクを乗る1年間の走行距離を見ると3千キロぐらいしか走行してません。
ちなみにバイクもメンテナンスをしていれば、自動車と同じく走行距離に関係なく10万キロ以上走行は可能と思いますが、5万キロを走破するぐらいまでには10年以上使用する計算となり、今後、故障などのメンテナンスも発生するのではないかと思います。
(男性/55/福島県須賀川市/金融業/ハーレーダビットソン・FLHTCU 1580)
原付バイクは排気量も小さく、パワーもありませんので、エンジンにかかる負担はかなり高く、ほぼ全開の状態で走行していると自分は思います。
周りの人も、エンジンが壊れるまで乗る人はほとんどいません。
①故障個所が増えて、修理代がかかる。
②見た目がカッコ悪く感じる(風雨にさらされているせいもありますが・・)。
③行きつけのバイク屋で新しいバイクが発売され、店員に紹介される、勧められるなど。
といった目安で自分は買い替えてます。
(男性/49/愛知県日進市/製造業の営業職/ホンダ・タクト)
スーパーカブの高い性能から考えたら、5万キロ程度であれば、整備状況によってはまだまだ走らせられるかもしれないが、もともと値段もそれほど高くもないことから買い換えても良いかと思う。
故障も増えてくるリスクを考えたら、20万円そこそこの販売価格で新しいスーパーカブに買い換えても良いであろう。
もちろん、5万キロ通過時点でまだまだ走れそうな状況であれば、継続して乗り続けることももちろん選択肢の一つなると考えている。
(男性/40/千葉県千葉市/金融機関事務企画/ホンダ・スーパーカブ50)
【関連】スーパーカブ乗りに買うメリット・デメリット等をアンケート調査
12年間、同じ原付を乗っていましたが、走行距離5万キロでボロボロでした。
何度も故障しては修理に出していましたが、このまま修理して乗るなら更に4万円かかる事になったので、自賠責が切れる時と同時に今の原付に乗り換えました。
5万キロも走っていたので結構乗り潰した感じがあり、愛着もありましたが、エンジンがキックでしかかからなくなってきたので、急いでいる朝などに原付に乗る時は焦りました。
途中でエンストしてしまう事もあったので、これ以上は限界だと思い廃車し、新しい原付を購入しました。
(女性/37/兵庫県宝塚市/在宅ワーカーの主婦/ホンダ・GIORNO)
6万キロでバイク・原付を買い替え
オイル交換の頻度が少ないからか、6万キロくらい走るとエンジンにダメージが蓄積されて燃費が悪くなるのと、数分間信号で止まるだけで勝手にエンジンが切れるため。
ブレーキや車体にもダメージが入っていて、全部修理に出すよりも買い換えたほうが安くつく場合があるため。
私の以前乗っていたTodayは、度重なる転倒と交通事故によってエンジンオイルが漏れ出し、ヘッドライトのカバーが外れむき出しに、前輪も曲がってしまったため、約48000キロで買い換えました。
(男性/25/兵庫県加東市/製造業 技術職/ホンダ・ジョルノ)
9万キロでバイク・原付を買い替え
各部位にへたりが出てきて、維持費の方が高くつくから。
高いお金を出して維持するようなバイクでもないので、買い換えた方が安いです。
旅先や通勤通学中に、予期せぬ故障などに見舞われると怖いです。
特にツーリングに良く行くので、旅先、山の中や街頭のないような田舎道でのトラブルを考えると、愛着はあっても古いバイクにあまり長く乗りたくはないです。
故障が元で事故にでもあうことを考えれば、自分が注意すれば人を巻き込まずに済むほうを選びます。
(男性/20/京都府八幡市/京都花園大学の学生/ヤマハ・YBR125)
10万キロでバイク・原付を買い替え
5万キロぐらいになると、エンジンの老化や、パーツ類の老化が、発生してくると思います。
ハーレーのエンジンは古いものから、最新のエンジンなど、幅広く存在するため、種類によって異なりますが、アメリカ製は消耗が早いと思います。
構造上も特殊で、よく故障したという声が聞こえます。
エンジントラブルで故障してしまうと、金額も高額になったりします。
10万キロ走れば妥当かなと思いました。
10万キロという数字もキリがよいとも思います。
(女性/33/静岡県裾野市/介護職のパート/プロト・ロードホッパーtype2)
とても気に入っているので、変えたくないのが本音です。
しかし、70000キロを超えたあたりから、長距離ツーリング中に感じるガタが増え、修理が必要になることが増えてきました。
ですが、国産品ではないので、部品もいちいち現地取り寄せで、修理も時間がかかってしまいます。
もっと乗る機会を増やしたいのですが、土地柄冬季は乗ることができません。
初めて買って乗り続けているものなので、せめて10万キロの節目までは買い換えずにいたいと考えています。
(女性/35/北海道北広島市/「公務」の事務職/ヤマハ・TDR125(イタリア現地法人限定品))
まず、一般的に言われているバイクの寿命が、10万キロ・10年が一つの目安となっているとバイク屋から言われているため。
また、10万キロ・10年も同じバイクを乗っていると、不具合や故障などが少なからず発生していると思います。
その不具合や故障内容によって、きちんと修理していたらそれ以上乗れるみたいですが、やはりロードしている途中でストップしてしまうこともあるかもしれないので不安になります。
だから、4回目の車検を通すあたりから、乗り換えのタイミングを検討しています。
(男性/41/大阪府大阪市中央区/通信業 営業職/カワサキ・ZEPHYR400)
15万キロでバイク・原付を買い替え
本当は、一生乗っていたいので、部品の交換の際の交換部品がなくなったりしてくるまでは乗っていたいです。
ですから、気に入っているので基本的には買い替えは考えていなくて、何万キロで買い替えというよりは「乗れるだけ乗るます」という回答になるのですが、15万キロも乗っていたらガタがきそうなので、仮に数値化するなら15万キロです。
普通のオイルやエレメントなんかは部品がなくなることはないので、ぶつけるなどして交換する部品が無くなった場合か、エンジン載せ替えの必要が生じたらあきらて買い替えます。
バイク2台とミニバンを使っているので、使用頻度は低いです。
雨の日や風の強い日や寒い時はミニバンで、天気のいい日にバイクの2台を気分で選択していますから、走行距離は伸びません。
まだまだ先の話と思っています。
(男性/45/愛知県名古屋市港区/建設業、設計者/ヤマハ・マグザム)
原付は2万キロ、クラッチ、ギア式のバイクは5万キロで買い替え
一般に言うメンテナンス、オイル交換やタイヤ交換、ブレーキフィールド交換をしているバイクに付いてですが、まず原付です。
遠心式オートメーションギアが多いと思います。
坂道が多い町とか色いろな場面があると思いますが、オートマのクラッチの寿命が大体2万キロくらいから滑り出す事が多いので、クラッチ交換となると部品、工賃で25000円から30000円となります。
その頃になると、ブレーキシューやピストンリング摩耗によるオイル上がり等のトラブルも起こりやすくなる時期です。
クラッチ式、チェンジギアのバイクでも、普通は湿式クラッチですと寿命が5年です。
荒く乗る方や優しく乗る方、それだけでも寿命は倍以上伸びる場合があります。
その走行距離ですと、下取り可能な場合が多いので、次のバイクの購入時の頭金にもなりますので。
(男性/58/兵庫県神戸市/会社員 作業員/ヤマハ・TW200、ホンダ・スーパーカブ)
4万キロから5万キロでバイク・原付を買い替え
毎日乗っていますが、距離が短いのとあまざらしにする事が多いせいが、4,5年乗るとエンジンのかかりが悪くなり、冬場大変エンジンがかかるのに時間がかかっていまいます。
信号待ちでエンジンが急に止まる事が多くなり、修理にもお金がかかったので買い替えをしました。
走行距離で買い替えるといるより、バイクの状態が悪くなるので買い替える方が多いです。
今のバイクは3台目ですが、毎日距離を走っていたバイクはメモリが2回転してもエンジンは調子良かったです。
バイク自体はボロボロでしたが。
(女性/53/神奈川県/主婦/ヤマハ・JOG)
何十万キロであろうが、壊れるまで乗る
バイクは車と違って、最新のものが必ずしも良いものだとは思いません。
環境規制でコストアップするのに、販売価格が高くなりすぎないよう細かいところがチープになっていたり。
また、今のバイクは思い入れのある車両なので、部品が出る限りはいつまでも乗りたいと思います。
数万キロで不具合が出だしても、それを味と思えるかどうか。
走行に支障のある致命的な故障が起こるか、環境規制が強化されて走行禁止を命じられたら、諦めて乗り換えます。
(男性/35/徳島県徳島市/建設業 電気工事士/ホンダ・スーパーカブ110)
まとめ
走行距離が何万キロでバイク・原付を買い替えるかアンケート調査した結果を読んで、いかがだったでしょうか?
回答してくださった方々、それぞれに異なる意見がありました。
早い方は走行距離が2万キロで買い替えを考え、遅い方は何十万キロであろうが、壊れるまで乗るという方もいました。
いつバイク・原付を買い替えるのかは、乗っている人の自由です。
バイク・原付を買って1ヶ月で売っても、壊れるまで乗ってもいいのです。
なぜなら、それぞれ事情が違うからです。
ただ買取金額を考えるのであれば、原付は走行距離が3万キロを超えたら、ほとんど値段が付かないですし、125cc以上のバイクでも走行距離が長くなるにつれて値段は下がります。
ですので、早めに売った方が高い値段が付くということです。
もちろん、早く売ってしまったら、その分、乗ることができなくなってしまうので、そこは考えどころです。
今後の乗る頻度やライフスタイルなどを考えて、あなたにとって原付・バイクをどうするのがいいのか考えてみましょう。
原付を売る
中型・大型バイクを売る
カスタムバイクを売る
事故車、故障車、不動車のバイクを売る
バイク買取一括査定で売る
バイク・原付の走行距離に関するQ&A
さいごにバイク・原付の走行距離に関する疑問をQ&A方式で回答します。
原付の寿命は?
一般的に原付の寿命は2~3万キロぐらいです。
ただし、メンテナンスや乗り方次第では5万キロ超走ることもできます。
ですので、長く乗るためには大切に原付に乗ることが大切です。
250ccの中型バイクの寿命は?
一般的に250ccの中型バイクの寿命は4~8万キロぐらいだと考えられています。
ですが、やはり、メンテナンスや乗り方次第では10万キロ超えも可能です。
大型バイク (401cc以上)の寿命は?
一般的に大型バイク (401cc以上)の寿命は5~8万キロぐらいだと考えられています。
ですが、やはり、メンテナンスや乗り方次第では10万キロ超えも可能です。
特に国産の1000cc以上の大型バイクの場合、20万kmから30万kmも走るケースもあります。
バイクを長持ちさせるコツは何?
バイクを長持ちさせるコツは、定期的にエンジンをかけ適度な距離を走らせ、適切な頻度でオイル交換し、雨ざらしや野ざらしにせずに、カバーを掛けたり、屋根付きのガレージに保管したりすることです。
それ以外にも、タイヤの空気圧やバッテリー状態のチェックなども定期的に行うことが大切です。