GSX1100Sカタナで奥多摩からビーナスラインにツーリングした東京都多摩市諏訪在住、35歳、男性の体験談です。
写真のサイズが小さく、せっかくの綺麗な写真が見づらいですが、掲載しました。
GSX1100Sカタナで奥多摩からビーナスラインにツーリング
ハンドネーム | xb12rgoreal |
年齢 | 35歳 |
職業 | 介護関係 |
住所 | 東京都多摩市諏訪 |
バイク | GSX1100S(スズキ) |
排気量 | 1074cc |
シート高(mm) | 775mm |
エンジンの種類 | 空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
今日は久しぶりの休日だ。
正確には久しぶりの一人の休日だ。
思えば結婚して子供が出来てから、こんなに長い時間一人の自由な時間が確保できるのは初めてかもしれない。
妻と子供には多少の罪悪感がないわけでもないが、まぁ普段仕事も家庭も頑張っているし、良いだろ?とスマホに入っている写真に写っている2人に話しかけてみた。
僕のカタナが置いてある駐車場まで、自転車にまたがり、勢いよくペダルを漕いで向かった。
そうペダルを漕いで、10分くらいの専用駐車場に僕のカタナが置いてある。
銀のシートが見えてきた。
「よう!久しぶりだな!」と愛車に話しかけたところまでは覚えているが、気づいたら駐車場から一番近くの国立インター前まで来ていた。
いつもならこんなに時間が取れないので、せいぜい奥多摩行って、パッと流してパッと帰ってくる。
今日は朝から夕方まで1日自由な時間がある。
久しぶりに遠出してみるか。
国立インターから山梨方面のバーをくぐり、高速に合流するまでのカーブで無駄にハングオンなんかしちゃってみる。
おっとっと。
ガリガリ!センタースタンドの擦れる音。
危ね危ね、倒し過ぎた。
カーブの立ち上がりで2速から3速、3速から4速、4速5000回転くらいをメーター目視で確認して、右のサイドミラーを見る。
車はなし!
カーブから立ち上がり、気持ちよくストレートで加速して、5速4000回転、高速に合流。
空は真っ青で雲一つない。
晴天だ。
風も心地よい。
ずっとこの心地よい風を感じたくなった。
よし!今日はビーナスラインまで行くか。
ふと一番遠くの山を見ると、空の青と山の緑の境がくっきり分かる。
ものスゴイ緑と、ものすごい青が景色という全体を取り合っているように見えた。
僕はそれが可笑しくて仕方がなかった。
途中、色々な思いのつまったバイクとの出会いもあった。
僕はそんなにスピードを出すのが好きじゃない。
ゆっくりと左車線を流していると、右から黒く光った塊が右側から僕を追い抜いていった。
低くセクシーなマフラー音と共に、姿勢一つ崩さず前傾に乗った人間が、追い抜く瞬間、僕に手を振った。
うん。やはりカッコイイ。
隼だ。
同じスズキ乗りという親近感を、お互いに感じたのかもしれない。
僕も左手で手を振った。
1時間といくらか走っただろうか。
諏訪南の出口の看板が見えた。
スピードを落として、一般道へ。
高速から下りた直後は、どうしてもスピードが出てしまうからな。
少し心を落ち着かせながら、努めてスピードを落としながら、長野の山へ向かった。
ビーナスラインは3年ぶりくらいだ。
久しぶりに通った道中は、記憶に残っていた景色と全く変わらず。
クネクネ山道を登ると、白樺湖が見えた。
すこし湖の左側に進んで左へ曲がると、そこはビーナスラインだ。
空気がだんだん冷たくなってくるのが分かる。
今日はなんて良い天気の日に来たんだ。
嬉しくて仕方なかった。
白樺湖が一望できる駐車場がある。
そこに立ち寄り写真をパシャ!
上から青、緑、青の順番に景色を分け合っている。
空、山、湖。
なんて自然って気持ち良いんだろ。
自然の景色を邪魔しないように、マフラー音のBG
Mを感じながら僕は最高の時間を過ごした。
高木メモ
信州ビーナスライン提携協議会
信州ビーナスライン提携協議会のホームページでは、ビーナスラインのおすすめコースや観光スポット、宿泊ホテルやペンション、レストランや居酒屋などの食事処、アクセス情報などが満載です。
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