このページでは、「バイクが高いために買えない」問題に対する解決策を紹介します。
ただし、念じれば目の前にバイクが現れるような魔法の呪文はありません。
かなり地味な解決策ですので、その辺りは理解してお読みください。
バイクが高いという問題
バイクが高いという問題は、二つの観点から説明できます。
一つはあなたの予算が足りないか、もしくはギリギリであるということです。
そして、もう一つは近年のバイクの値段の高騰です。
いずれにしても、「バイクが高いために買えない」という悩みにつながります。
以下、バイクの値段が高騰している理由、そして、安くバイクに乗れる方法の順番で紹介したいと思います。
バイクの値段が高騰している理由
まずバイクの値段が高騰している理由です。
新車の納期が遅れて中古バイクの値段が上がっている
パンデミックに伴うバイク部品や半導体の不足、サプライチェーンの混乱、輸送の混雑などによって新車の納期が遅れています。
そのため、中古バイクの需要が高まり、値段が上がっているのです。
どれくらいの期間で新車の供給が安定するのかは不透明な状況ですが、世界が安定して、新車の供給不足が解消されれば、中古バイクの値段も落ち着いてくると言われています。
バイクの需要が高く、供給が少ない
モノの値段というのは、需要が高く、供給が少ないと上がり、需要が低く、供給が多い下がるという市場原理があります。
つまり、バイクの値段が高騰しているというのは、需要が高く、供給が少ないからです。
バイクの供給が少ない理由は上記で説明した通りです。
バイクの需要が高い理由は、やはり、パンデミックによって社会環境が変化したからです。
蜜を避けようと、電車・バス通勤そして通学ではなく、手軽に利用できるバイクを求める人が増えたのです。
バイク販売網の再編
バイク販売網の再編とは、バイク屋がメーカーから中型や大型の新車バイクを仕入れられなくなったということです。
具体的に言うと、正規ディーラーであるホンダドリームしか251cc以上の新車バイクは販売されなくなりましたし、カワサキプラザでしか401cc以上の新車バイクは販売されなくなりました。
そうなると、今までメーカーから新車を仕入れられていたバイク屋は正規ディーラーになるか、中古バイクに集中するかしか、バイク屋として生き残ることはできません。
そうなると、やはり、中古バイクの需要が高まり、値段が高騰してしまうということです。
安くバイクに乗れる方法
ここからは、安くバイクに乗れる方法を紹介します。
中古バイクを買う
まず中古バイクを買うということです。
ただし、上記で解説したように中古バイクの値段は高騰しておりますので、そこまで安くは買えないという状況です。
それでも、当然、基本的には新車の値段よりかは安いので、その中から程度の良いバイクを探して買いましょう。
先ほど、モノの値段というのは、需要が高く、供給が少ないと上がり、需要が低く、供給が多い下がるという市場原理があると説明した通り、中古バイクの中でも不人気な車種は安いです。
不人気な理由は、それぞれの車種ごとにありますが、外見がかっこよくなかったり、性能の問題で安かったり、知名度が低いからといった理由で安いバイクもあります。
そのような一般受けしないバイクであっても、あなたが気に入った車種があれば、儲けものです。
そのような車種のバイクであれば安く買えます。
中古バイクの値段が落ち着くまで待つ
中古バイクの値段が落ち着くまで待つという方法もあります。
上記で説明したように、新車バイクの供給が安定すれば、中古バイクの値段も落ち着くはずです。
ですので、それまで待てば安くバイクを買える可能性があります。
ただし、これがいつになるのかははっきりとはわかりません。
半導体不足は解消に向かっているようなので、もしかしたら、もう少ししたら落ち着くかもしれません。
ですが、確実なことは誰にもわからないというのが問題です。
バイクレンタルする
1日や数日のバイクレンタルであれば、買うよりも安くバイクに乗れます。
ディーラーのバイクレンタルであれば、以下のようなサービスがあります。
ただし、乗れる日数は短いですので、長期間バイクに乗りたいのであれば割高です。
50cc、125ccの原付・原付二種に乗る
バイクの中でも、50cc、125ccの原付・原付二種の値段は安い方です。
中古であっても、そこまで高騰もしていません。
ですので、通勤・通学で足として使いたいだけという方は、50cc、125ccの原付・原付二種の購入をおすすめします。
特に125ccは二段階右折もないですし、法定速度も60km/h(原動機付自転車は30km/h)と自動車と同じなので、コスパが良くておすすめです。
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「バイクが高いために買えない」という方の中には、買い替えを検討している人もいると思います。
そのような方は、なるべく高くバイクを売りましょう。
そうすれば、新しく買うバイクの予算の足しになります。