このページでは、トライアンフのバイクは壊れやすいのか、故障率はどれくらいかについて調べてみました。
トライアンフのバイクに乗っている人が少ないので、どこまで正確な情報を集められたかわかりませんが、是非、参考にしてみてください。
トライアンフの故障率は?
トライアンフの故障率は、アメリカの非営利消費者組織であるコンシューマーズ・ユニオンのコンシューマー・レポートに掲載がありました。
この調査は、コンシューマー・レポートの購読者11,000人以上、調査のサンプルサイズは12,300台にて行われたようです。
その調査によると、バイクメーカーの各故障率は、以下の取りでした。
メーカー名 | 故障率 |
Yamaha/Star | 11% |
Suzuki | 12% |
Honda | 12% |
Kawasaki | 15% |
Victory | 17% |
Harley-Davidson | 26% |
Triumph | 29% |
Ducati | 33% |
BMW | 40% |
Can-Am | 42% |
出典:Consumer Reports『Who makes the most reliable motorcycle? We rate 10 big brands』
この調査によると、トライアンフの故障率は29%で、ハーレーより故障率は高く、ドゥカティよりかは低い数字でした。
この故障率は、4年以内の数字で、10台中3台は軽微なものを含めて壊れているということです。
国内のメーカーでは、カワサキの故障率が最も高いという結果ですが、その2倍ほど壊れやすいのがトライアンフであるということです。
トライアンフのバイクは壊れやすいのか口コミを調査
上記調査は、統計的な数字でしたが、実際はどうなのでしょうか?
ここでは、Twitterからトライアンフは壊れやすいのか、口コミを見ていくことにしましょう。
トライアンフ新車で買うと故障が心配だからヤフオクでぶっ壊れたやつ買えば故障の心配ないよね!!
— あくびver.3 (@still_k111) September 12, 2018
Myボンネビル
警告灯が突如と消えた
ディーラーで診てもらったら原因不明
一過性のエラーとのことで様子見#トライアンフ #ボンネビル #故障 #警告灯 pic.twitter.com/kxGe3juaw6— 酔いどれ天使@流浪の民 (@ogataku1219) April 14, 2018
バイク男子は彼氏にしない方がいいとか言ってるけど、 ホンダとかにわかかガチしかいないし、トライアンフは故障覚悟で乗ってる変態だし、カワサキはオイル漏れは仕様で問題ない変態だし
ヤマハもスズキも方向性は違うけどやっぱり変態
結局バイクにのめり込んでるガチ勢は彼氏にしたらあかん— 鈴 (@nm7suzu) January 18, 2018
トライアンフは、こわれません(故障はする)
— たんしき a.k.a くそちょろい (@tansiki) November 5, 2015
7年間故障なしだしそれほど維持費もかからないしトライアンフおすすめ
— Carrera (@hisxvi) May 14, 2015
トライアンフで気になるのがあったから昨日赤男爵で話聞いてきた。ただ、国産よりはやはり故障しやすいとか・・・てか、国産の品質が高すぎるらしい。
— 仕事のおにぃ (@gagmekeininnkai) April 15, 2014
いくつかのトライアンフの故障についてのツイートを見ましたが、やはり、ある程度の故障は仕方がないといった感じです。
もちろん、故障率から見ても、全員が全員、故障する訳ではないので、過度に壊れるのを心配し過ぎても意味がありません。
故障したら、自分で修理するか、ディーラーにすぐに見てもらうと割り切れば、そこまで気にする必要はないと思われます。
また知恵袋では、「トライアンフはドゥカティのように故障しますか?」といった質問に、以下のような回答がありました。
トラ乗りです。
故障しますよ、販売の絶対数が日本車の1/10とかなので、トラブル潰しが進んでません。
つまり個体差が大きく、はずれを引くと大はずれの可能性もあるのです。
私は675に乗って今年で5年目ですが、完全にノートラブルです。しかし知人のものはレギュレータパンクやクランクケースブリーダつまりによる大量オイル漏れなど、大きめトラブルが続きました。初輸入車なら新車がお勧めです、というより絶対です。2年はこういった故障は完全に無償修理です、その2年のうちに輸入車との付き合い方を学びます。
トラブル続きでまともに乗れずに懲りるなら、保証切れのタイミングで購入ディーラーで「いやあ懲りました」と恩を着せて高く買い取ってもらいましょう。もちろんレッドバロンじゃダメですよ、ここの輸入車は並行モノなので正規ディーラーでは見てくれません。いまなら丸目の売れ残りの新車があるはず、スピードトリプルは新しいほど乗りやすいです、2005と2009ではかなり乗りやすさの違いがあります。味は古いほうが濃いと聞きますが。
新車買う予算がないなら、今はまだ輸入車は経済的に早いってことです。
この回答者は、トライアンフのデイトナ675に乗っており、ノートラブルだということですが、知人は大きなトラブルに見舞われたようです。
やはり、トライアンフが故障するかどうかというのは、運の要素も強いため、どうしようもありません。
なるべく故障する確率を下げたいというのであれば、国内メーカーのバイクを買った方がいいです。
トライアンフのバイクに乗るということは、ある程度の故障を覚悟する必要があります。
ディーラーでトライアンフの新車を買った時の保証
上記、知恵袋の回答でも書かれていますが、ディーラーでトライアンフの新車を買った場合、2年間の保証が付いています。
トライアンフ・ジャパンのサイトには、以下のように書かれています。
1992年1月12日以降に登録されたすべての新しいTriumphモーターサイクルには、初回登録日あるいはモーターサイクルが登録されない場合には販売日を起点として24ヶ月の距離無制限保証が適用されます。
ただし、保証規定もありますので、2年間の保証を受けるためには、しっかりと読んでおくことも大切です。
また上記の故障率を見ると、2年間だとどうしても不安という方も多いはずです。
そんな時は、トライアンフ延長保証を付けることをオススメします。
トライアンフ延長保証では、保証期間を1年または2年延長できます。
詳しくは、下記のページをご覧ください。
トライアンフの故障に関するQ&A
トライアンフのバイクは他のブランドに比べて故障が多い?
トライアンフのバイクは他のブランドに比べて特別に故障が多いということはありません。
それは上記の『トライアンフの故障率は?』を見て頂ければわかりますが、他の輸入車よりも故障率は低くなっています。
一般的には定期的なメンテナンスと適切な使用方法を守っていれば、そこまで故障に悩まされるケースは少ないです。
ですが、やはり、国産車と比較すると故障率はどうしても高くなってしまいます。
そこはある程度覚悟する必要があります。
電装系のトラブルが発生した場合、自分で対処できる方法はある?
電装系のトラブルは専門的な知識が必要な場合が多いです。基本的な点検(バッテリーの状態、配線の接触不良など)は自分で行えますが、詳細な診断や修理は専門のメカニックに依頼することをおすすめします。
トライアンフのバイクで特に注意すべきメンテナンスポイントは何?
トライアンフのバイクは他のバイクと同じく、定期的なオイル交換、フィルターの点検・交換、タイヤの空気圧や摩耗のチェック、ブレーキの動作確認などが基本的なメンテナンスポイントとなります。
特に冬期の長期保管前後のメンテナンスには注意が必要です。
故障した場合、ディーラー以外での修理は保証に影響する?
トライアンフの保証規定によりますが、一般的には正規ディーラー以外での修理や部品交換が原因となる故障の場合、保証の対象外となることがあります。
具体的な保証内容や条件については、購入時の保証書やディーラーに確認してください。