このページでは、『400ccの車検はなくなる?』という質問に回答します。
250ccクラスのバイクには車検がないので、400ccクラスのバイクの車検もなくならないかな?
400ccの車検はなくなる予定があるのか知りたい
そもそも400ccの車検費用ってどれくらい掛かるのかな
上記のような疑問を持っている方の参考になれば幸いです。
400ccの車検はなくなる?2023年2月現在車検廃止の予定なし!
早速ですが、『400ccの車検はなくなる?』という質問に回答します。
タイトルにもある通り、2023年2月現在、400ccバイクの車検廃止予定はありません。
確かに、400ccの車検をなくすことで、400ccクラスのバイクの販売数が増えたり、車検費用がなくなるので維持費が安くなる、カスタムも自由などのメリットはあるものの、整備不良で交通事故を起こすバイクの増加、排ガス規制の問題、そして何より国税である重量税が減少(※1)してしまいますので、余程のことがない限り、400ccバイクの車検がなくなる可能性は低いと予想しております。
※1現状、車検不要な250cc以下のバイクは新車新規登録時以外に自動車重量税は掛からないため、400ccの車検も廃止すると、その税収がなくなることになります。
車検制度とは
ここでは、車検制度とは何か簡単に簡易的に説明します。
今後、400ccバイクの車検がなくなるかどうか、ご自身で考えて頂く際の参考になれば幸いです。
車検制度の目的説明
車検制度とは、車やバイクが公道を走る上での必要最低限の保安基準に適合しているか、そして、環境への基準を満たしているのかを確認する目的で、一定期間を置いて、国が検査する制度となっております。
現在の車検制度の仕組み説明
現在の車検制度の仕組み説明としては、バイクで言えば、新車購入後、初回のみ3年後で、それ以降は2年ごとに車検を受ける必要があります。
実は、これは車種ごとに異なり、貨物自動車、特殊自動車、商業自動車などの車検の有効期限はバイクや乗用自動車と違います。
仮に車検切れで公道を走ると、無車検運行となり、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられてしまいます。
車検制度が始まった背景説明
現在の車検制度について、一般社団法人日本自動車工業会の『車検制度の歴史と自動車検査の意義・役割』という特集ページでは、以下のように書かれています。
現在の車検制度は昭和 26 年(1951 年)に制定された「道路運送車両法」を根拠とするもので、同法は自動車そのものを「検査」とともに、「登録」や「整備」といった主に技術面から「自動車を管理」することで、安全で環境への負荷が少なく、安心して所有し、使用できるものとするという考え方に基づいている。
ただし、検査により技術的な検証を国がするという制度はそれ以前からあり、現在の車検制度になったのが1951年ということのようです。
詳しくは、日本自動車工業会の特集を読んでみてください。
400ccバイクの車検費用の相場はいくら?300ccとの違いは?
下記のページでは、『400ccバイクの車検費用の相場はいくら?300ccとの違いは?』の質問に回答しております。
400ccバイクの車検の廃止を願う方の中には、車検費用が高いから、なくなってほしいと思っている方も多いです。
それでは、実際にどれくらいの車検費用が必要なのか確認してみてください。
バイク車検の費用9社を比較!格安で受けられるのはどこ?
下記のページでは、バイク車検を受けられる業者を比較して、格安で受けられる業者を紹介しております。
『400ccの車検が高くて嫌だな。』
『なるべくバイク車検の費用を安くしたいな。』
『自分が住んでいる地域で格安な車検業者を知りたいな。』
上記のように思っている方は、是非、チェックしてみてください。
大型バイクの車検費用の相場はいくら?中型バイクと違いはある?
下記のページでは、『大型バイクの車検費用の相場はいくら?中型バイクと違いはある?』の質問に回答しております。
400ccのバイクだけでなく、大型バイクの購入も検討している方は、是非、チェックしてみてください。
バイク車検の排気量は何ccから?車検切れの点数・罰金は?
下記のページでは、『バイク車検の排気量は何ccから?車検切れの点数・罰金は?』という質問に回答しております。
このページを読んでくれている方であれば400のバイクは車検を受ける必要があることはわかっていると思いますが、それでは300ccや350ccのバイクはどうなの?と疑問に思っている方もいると思います。
そのような方の参考になれば幸いです。