カワサキ・エストレヤの口コミ・評判です。
この投稿をしてくれたのは、東京都稲城市在住の52歳の男性です。
エストレヤが気になっており、乗っていた人の感想を知りたいという方は、是非、参考にしてみてください。
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エストレヤの口コミ・評判!見事なる非力、素晴らしい遅さ
性別 | 男性 |
年齢 | 52歳 |
身長 | 170cm |
住所 | 東京都稲城市 |
車種 | エストレヤ(カワサキ) |
バイクの色 | グリーン |
排気量 | 249cc |
年式 | 1995年式 |
シート高 | 735mm |
車体重量(装備重量) | 153kg |
エンジンタイプ | 空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ |
燃料タンク容量 | 14.0リットル |
なぜ、そのバイクを購入しようと思ったのですか?
当時、新宿にカワサキプラザ新宿というショールームがあって、試乗して気に入ったからです。
もともとデザインに興味があって観に行ったのですが、いざ乗ってみるとまるでSL機関車を彷彿とさせるようなエンジンが気に入りました。
当時のスズキ・バンディット400をすぐに下取りに出して購入しました。
足つきはどうでしたか?
ベタ脚でした。
単気筒なのでスリムでした。
ステップに足が当たりやすかったです。
燃費はどうでしたか?
普通に街中を走って、30km/lを切ったことはありませんでした。
維持費はどうでしたか?
250でしたから、年間の税金がたしか2500円くらいで、任意保険が3万5千円くらいだったと思います。
燃費はいいし、パワーは大したことないのでタイヤは減らないし、プラグやオイル交換、チェーン注油などは自分でやっていました。
税金や保険以外にカネがかかったという記憶が思い出せないくらい、お金がかからないバイクでした。
故障は多かったですか?
故障は無かったです、強いて挙げるなら、ブレーキ鳴きくらいでしょうか。
積載性はどうでしたか?
当時のエストレヤはシートが前後分割式で、リヤシートが小さくてモノが載せられませんでした。
そこで、サドルバッグをつけたりオプションのキャリアに交換していました。
乗り心地はどうでしたか?
初期の鞍形シートでしたが、乗り心地は良かったです。
単気筒は振動がありがちですが、ステップも厚めのラバーステップだったので不快な振動がありませんでした。
サスはちょっとフワフワしていましたが、街中での乗り心地優先だったのでしょう。
エンジン性能はどうでしたか?
まず一言でいうと「見事なる非力、素晴らしい遅さ」でした。
異色のロングストロークエンジンで、非常に粘りがありました。
3速に入れたままアイドリングくらいの速度域でスルスル走れたので、街中で渋滞でも楽でした。
速度でいえば、50~60kmあたりで加速した時のドコドコ音が一番好きでした。
また、友人のセローと一緒に走ったら、加速で簡単に置いて行かれました。
一般道をマイペースでトコトコ走るには最高のエンジンです。
信号待ちで長く待たされると、たまにエンストしたのが玉に瑕でした。
走行性能はどうでしたか?
ブレーキ自体の効きは悪くなかったですが、タイヤがそれほどハイグリップではないのでエンブレを多用していました。
峠では速くはないものの、上りが意外に乗りやすかったです。
なぜなら、低速からトルクが十分にあるので、急に坂が現れてもスイスイ上って行ってくれるからです。
かえって高回転の4気筒より乗りやすいくらいでした。
取り回しはどうでしたか?
鉄のパーツが多いので、250の単気筒としてはちょっと重いかもしれません。
でもスリムですし、ハンドルの形状もいいので、取り回しはしやすいバイクです。
長期ツーリングの快適さ
高速道路をメインにしなければ、十分楽しいです。
ツーリングで北海道の釧路~知床あたりを走ったことがあります。
風景を楽しみながらマイペースで走るのが合っているバイクです。
ソロツーリングの方が、このバイクの良さを味わえます。
そのバイクの良かったところ(魅力)はどこですか?
まず、デザインです。
昔のメグロをアレンジしたデザインは秀逸です。
エンジンは外見は美しく、てできるだけシンプルな形になっています。
鉄のパーツやメッキが多いので、キレイにするのも楽しめました。
あと、バイクをよく知らない人にも受けが良かったです。
およそ暴走族には見えないデザインで、子供にも好評でした。
もっとも、最高の魅力はエンジンです。
エストレヤに乗っていた時は、スピード違反を含めて違反切符切られたことは一度もありませんでした。
エンジンが、まるで一回一回の爆発や燃焼が伝わってくるかのような雰囲気を醸し出していました。
そのバイクの悪かったところ(欠点)はどこですか?
悪いというか弱点という表現をさせていただくと、やはり高速道路は苦手だと思います。
上記にもある通り、本来は一般道をトコトコ走るのが得意なバイクなので高速道路をメインにする長距離ツーリングなどにはあまりおススメできません。
メッキや鉄のパーツが多かったのは良いのですが、ちょっと錆びやすかったです。
錆びを落とすのに苦労していろんなケミカル用品を散々試した記憶があります。
あとオイル点検窓が、ちょっとわかりにくかったです。
当時のカワサキは、ほとんどの車種に格納式の荷かけフックが装備されていましたが、エストレヤのリヤフェンダーにはありませんでした。
オプションのリヤキャリアもデザイン優先だったので、大きなバッグは載せられませんでした。
タンクはデザインは最高でしたが、マグネット式のタンクバッグが時々ズレやすかったです。