バイクを長期保管する場合、できるだけ良いコンディションを保てるように工夫する必要があります。
それでは、何を工夫すればいいのかということです。
まずは長期保管したことのある方に、どのような工夫をしたのか聞いてみました。
アンケート調査は、以下のように実施しました。
回答して頂いた方、誠にありがとうございます。
それでは、早速、アンケート結果を見ていきましょう。
バイクの長期保管方法で工夫したことは何?
※以下の()は、(愛車の車種/性別/年齢/住所/職業)です。
海が近いのでサビができないように工夫した
出稼ぎに一年間行く為、実家のガレッジにバイクを保管してたのですが、自宅から海が近い為サビがでるのはわかっていたので、色々友人から聞き錆止めを塗ったり、友人に私がいない間定期的に洗ってもらうなどをお願いしていました。
なので、サビはなんとかできずに乗り換えました。
(Ninja250/女性/26/沖縄県那覇市/会社員、一般事務)
冬場に乗らない時のバイクの保管方法
冬場は寒くてバイクに乗らないので、まずバッテリーに充電器を接続してバッテリー上がり対策をします。
キャブ車の時代にはキャブのガソリンを抜いたりもしたんですが、今のFIの密封性ならばさほどガソリンの劣化も起きいないので、ガソリンタンクにワコーズのフューエルワンを入れるだけにしています。
これで春まで一度も乗らなくても、一発始動できます。
もっと長い期間保管するのであれば、タイヤを浮かせて保管することもあります。
(CRF250L/男性/29/大阪市城東区/会社員)
妊娠で出産後までバイクに乗れなくなり長期保管
妊娠をしてから乗れなくなり、出産後まで保管することになりました。
工夫した事はしっかりとビニールをバイクにかけることと、定期的にエンジンをかけることです。
長期保管中は盗難や中古車販売店に目をつけられやすいので、ビニールに砂埃などがかからないようにし、「まだ乗っている」アピールをしました。
(エストレア250/女性/35/大阪府茨木市/ジュエリーの販売員)
車検切れでバイクを長期保管
バイクの車検切れで乗る事ができなかった事があって、その時は盗難対策としてバイクカバーを掛けることとロックを付けていました。
雨が降った後にはバイクカバーを外して、濡れてしまった所を拭いたり、小まめに洗車やバッテリーのチェックをして良い状態を保っていました。
(ゼファーX/男性/23/東京都青梅市/中古車販売)
バイクカバー泥棒が二度出て、ガレージを借りる
駐輪場に置いていましたが、バイクカバー泥棒が二度出て、近所にあるガレージを借りました。
おそらくいやがらせだったのだと思いますが、シャッター付きガレージで不安はさっぱりなくなりました。
雨も台風も安心。
(GS1200SS/男性/44/東京都/金融 営業)
タンク内にガソリン満タンにして、キャブのガソリンを抜く
まずサビ防止のためガソリンをタンク内に満タンにしました。
そしてキャブのガソリンを抜いて、タイヤの空気を満タンにして、一軒家の庭にバイクだけ入れる小屋を作って、カバーをして、毛布などで出来るだけ包み保管しました。
(BROS400/男性/33/北海道石狩市/福祉関係)
一年間のバイク保管
一年ほど乗らないつもりだったので、エンジンオイル、(キャブレター内の)ガソリンを抜きました。
ガソリンは長期間ほったらかしておくと、腐ってべとつきキャブレターのために良くないので、ドレンボルトからしっかりと抜きます。
車体は陽の当たりにくい、小屋の中で保管しておきました。
久しぶりにエンジンをかけたときも、数回のキックで始動しました。
乗らなくても税金が発生するので、廃車登録も済ませておきました。
少々面倒ですが、再び乗るおつもりなら、しっかりと対策を取っておいたほうがいいですよ。
(スーパーカブ90DX/男性/33/熊本県/Webライター)
一か月間、実家に保管
地元にバイクで帰省した際に、一ヶ月間実家にバイクを預けることにしました。
実家には車庫があるので、盗難などの心配は気にしなくて良いのですが、車体を痛めないようガソリンを満タンにしたり、偶にエンジンをかけてもらうようにしたり、すこし転がしてもらったりと何も無い状態では無いようにしていました。
(ニンジャ250/男性/20/神奈川県横浜市都筑区/製造業 食品関係)
きめ細かい工夫
バッテリーを外す、ガソリンを満タンにする、キャブレターのガソリンを抜く、バイクカバーの内側にいらなくなった柔らかいタオルケットを掛ける、チェーンオイルを多めに塗布する、タイヤの変形を抑える為にタイヤの下に柔らかいゴムシートを敷く。
(YZF-R1/男性/40/岩手県花巻市/製造業技術者)
各場所にたっぷりのオイルや潤滑油
ガソリンを抜いた。
分離して水の部分で錆が発生するため。
盗難防止。
極太のワイヤーチェーン。
ディスクロック。
洗車とワックスかけ。
各場所にたっぷりのオイルや潤滑油。
透明なビニール袋を車体全体にかけたうえに更に車体カバーをかける。
風によりシートと車体がスレて車体に傷が付くため。
車体の下でしっかり紐をしめる。
バッテリーから端子を外す。
(CBR400/男性/45/東京都渋谷区/デパートの販売員)
まとめ
皆さん、バイクのコンディションを保つために色々な工夫をされていることがわかりました。
海の近くに家がある場合、当然、サビ防止の工夫をしたほうがいいですし、エンジンを掛けてくれる人がいるのであれば、そうしほうがいいです。
また盗難防止が気になる方は、バイクコンテナを借りるのもオススメです。
各々状況が異なりますので、その状況に合わせてベストな保管方法を探すべきです。
良いコンディションが保てないと判断したのであれば、バイクの売却も検討するべきでしょう。
良いコンディションが保てないと売却価格が下落してしまいますので、保管前に売却して、再び買った方がいいということもあります。
保管だけを考えるのではなく、様々な選択肢を考慮に入れましょう!
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