このページでは、『バイクの無保険運転の罰則は?事故を起こしたらどうなる?』という質問に回答しております。
バイクに乗るのが初めてで、保険について上記のような疑問を持っている方の参考になれば幸いです。
バイクの無保険運転の罰則は?
まず『バイクの無保険運転の罰則は?』という質問の回答ですが、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられ、そして違反点数が6点加算され、一発免停です。
また、自賠責保険証の不携帯でも30万円以下の罰金が科せられます。
つまり、バイクの無保険運転には非常に重い罰則が科せられるということです。
ちなみに、バイクの保険には自賠責保険と任意保険の2つがあるのですが、ここでいう保険とは自賠責保険を指します。
任意保険は文字通り、任意で加入するか決められますので、入らなくても罰則はありません。
罰則があるのは、自賠責保険の未加入です。
自賠責保険に加入しないといけないのは、中型や大型バイクだけではありません。
125ccクラスの小型自動二輪車や50cc以下の原動機付自転車も加入しないで運転すると罰則がありますので注意が必要です。
ちなみに、車検不要の250cc以下のバイク・原付であれば、以下のような場所や会社で気軽に加入できます。
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- ミニストップ
- 郵便局
- 2りんかん
- ナップス
- 南海部品
- 三井ダイレクト損保
- 損保ジャパン
- 三井住友海上
- 東京海上日動
- 保険会社(組合)
- バイク屋
- バイク用品店など
250cc超のバイクに関しては、コンビニや郵便局では取り扱いがありませんので、バイク用品店やバイク屋、保険代理店や損害保険会社で加入するようにしましょう。
自賠責保険に加入しないで人身事故を起こしたらどうなる?
続いて、『自賠責保険に加入しないで人身事故を起こしたらどうなる?』という回答ですが、当然、自賠責保険から支払われる賠償金をすべて自己負担で支払う必要があります。
どれくらいの金額になるかですが、被害者の損害の範囲によって異なり、例えば、被害者が死亡してしまったケースでは自賠責保険に加入していれば3,000万円を限度額として共済金が支払われますが、それがなくなるということです。
たとえ任意保険に加入していても、この自賠責保険で支払われる金額は自己負担となります。
仮に賠償金額が3,000万円で支払えない場合、被害者が「政府保障事業」という仕組みを利用するケースがあります。
その場合、国土交通省があなたに代わって被害者に損害のてん補を行いますので、弁済は国にしていくことになります。
弁済できない場合、裁判となり、あなたが所有している自動車、土地・建物、そして給与などが差し押さえられることになります。
国土交通省の自賠責保険(共済)ポータルサイトをチェック
以下は、国土交通省の自賠責保険(共済)ポータルサイトです。
自賠責保険に加入していないとどうなってしまうのかはもちろん、交通事故に遭った時のフローチャートもありますので、是非、チェックしてみてください。
バイクの任意保険は無駄?40%の加入率で多くは入らない?
下記のページでは、『バイクの任意保険は無駄?』という質問に回答しております。
このページを読んだだけでは、「加入するのは自賠責保険だけでいいんでしょ!」と思われてしまった方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。
確かに、法律的には加入の義務はないのですが、当サイトでは強く任意保険への加入をおすすめしております。
理由は、以下のページでチェックしてみてください。
バイクの任意保険の値段はどこが安い?おすすめの探す方法は?
下記のページでは、『バイクの任意保険の値段はどこが安い?』、『おすすめの安い保険会社を探す方法は?』という質問に回答しております。
バイクの任意保険への加入を検討している方で、安い保険会社を探している方は、是非、参考にしてみてください。
原付の初心者が知っておきたい運転のルールや注意点
下記のページでは、原付(50cc以下)の初心者が知っておきたい運転のルールや注意点を解説しております。
自賠責保険への加入、自賠責保険の証明書を携帯することや、それ以外にも原付の初心者が知っておきたい運転のルールをまとめていますので、初めて原付に乗るという方は、是非、チェックしてみてください。
バイクを買ったら必要なもの【バイク装備一式】
下記のページでは、初めてバイクを買う方のために、『バイクを買ったら必要なもの』を紹介しております。
初めてバイクに乗る方で、まだ装備一式を用意していない方は、是非、チェックしてみてください。