ホンダ・VTR1000Fの評価・インプレです。
この投稿をしてくれたのは、東京都千代田区在住の39歳の男性です。
日本ではファイア―ストームの名称でよ呼ばれるこのバイクは、1997年に販売が開始されました。
その後、輸出用も含めれば10年間は製造・販売が続いたのですが、2007年に生産は終了してしまいました。
ですので、現在、手に入るのは中古車のみです。
このVTR1000Fが気になっていたり、購入を検討している方は、是非、この評価・インプレも参考にしてみてください。
ホンダ・VTR1000Fの評価・インプレ!魅力や欠点
性別 | 男性 |
年齢 | 39歳 |
身長 | 171cm |
住所 | 東京都千代田区 |
車種 | VTR1000F(ホンダ) |
バイクの色 | 赤 |
排気量 | 995cc |
年式 | 2001年式 |
シート高 | 810mm |
車体重量(装備重量) | 218kg |
エンジンタイプ | 水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒 |
燃料タンク容量 | 18.0リットル |
なぜ、そのバイクを購入しようと思ったのですか?
当時、Vツインエンジンとツインテールのマフラーに憧れがあり、黄色のVTR1000Fが欲しいとずっと思っていました。
他のレプリカと比較すると、まずヘッドライトが当時のバイクにしてはシャープで、シングルシートに出来るリアシートカウルもついていて、スポーティーな印象があったからです。
しかし、実際に車体を購入するときに、バイク屋の店長より、黄色はツーリングで虫が沢山よってくるから、赤に方がいいし、ホンダは赤でしょっといわれて赤にしました。
足つきはどうでしたか?
モノサスペンションで、調整をすることで足つきは良くなりますが、調整をせずに乗っていました。
両足をべたっとまではつきませんが、つま先立ちしているっと言うほどではありません。
私の身長は171cmですが、特に足つきが悪いっという印象は、ありませんでした。
燃費はどうでしたか?
Vツインエンジンに、FCRキャブを入れて、マフラーはSP忠雄のカーボンツインテールマフラーを装着していましたので、10~12Km/Lくらいです。
パワーも問題なかったし、燃費はこの手のバイクにしては良い方だと思います。
維持費はどうでしたか?
維持費は、保険料が一年間で27000円程です。
ガソリンは月に1万円ほどでした。
あとは、ユーザー車検で通していたので、二年間で約40000円、カスタム費用で月20000円だったので、年間で言うと407000円程でした。
故障は多かったですか?
Vエンジン定番のカムチェーンテンショナーの故障です。
症状としてはエンジンからシャラシャラといった音がし始めます。
小さい音なので気が付きにくいですが、放置しておくと、カムチェーンが外れて、エンジンがブローします。
早い段階で、見つけて修理すると、約20000円程で修理することが出来ます。
積載性はどうでしたか?
シートしたのスペースはほとんどありません。
車検証、軽い車載工具がぎりぎり入るくらいです。
ツーリングネットをつけることも出来ますが、リアカウルにネットが干渉する設計になっているので、カウルに傷がつきます。
この手のバイクは積載を期待しない方が良いです。
乗り心地はどうでしたか?
乗り心地としては、Vツインエンジンなので、加速のパワーはいいですが、エンジンブレーキで4気筒と同じ感覚でギアダウンすると、リアがロックします。
なれるのに多少時間がかかりました。
シートが若干固めなので、ロングツーリングに行くと、お尻が痛くなります。
腕は突っ張る感じは、他のSSバイクと比較すると軽い方だと感じました。
その点ではツーリング向きかもしれません。
エンジン性能はどうでしたか?
エンジンの性能は、あくまで個人的な見解になりますが、低速は弱いですね。
高速は、どかんとパワーが出るのですが、ギアダウンして、コーナーから立ち上がるときに速度を落とし過ぎると、もたつく感じがあります。
下から上までしっかり回る感じはないですね。
くせの強いバイクのひとつだと思います。
走行性能はどうでしたか?
ギアダウンとブレーキを慣れない状況で行うと、リアが簡単にロックします。
Vツインエンジンの特性になれれば、走る、曲がる、止まるは問題ないと思います。
ただ、峠道などの細かい、コーナーが多いと、立ち上がりが悪いので、ちょっとパワー不足を感じますが、サーキットなどでは面白い走りをすることが出来ます。
取り回しはどうでしたか?
車体が軽いので、他の1000ccマシンと比較すると軽い印象を受けました。
小回りはセパハンなので、取り回しはしずらいですが、重たいとはあまり感じませんでした。
停まった状態から、後ろに押しても、なんの違和感もありませんでした。
長期ツーリングの快適さ
長期ツーリングは荷物が乗らないことから不便だと判断します。
それ以外は、レーサーレプリカなのに、ツーリングにも行くことが出来るバイクだと思います。
ハンドル高が乗ってグリップした状況で、手に荷重があまりかからないので、しびれたり、手首が痛くなることが他のSSに比べると少ないです。
またエンジンの熱も、気になるほどではありませんでした。
ただVツインエンジンなので、マフラーの排気音がヘリコプターのような一定音で、長期ツーリングしていると、単調な音で飽きがきます。
VTR1000Fの良かったところ(魅力)はどこですか?
VTR1000Fの良いところは、見た目ですね。
シャープな顔つきに、角ばったライト。
リアカウルにシングルカバーをつけることで、きりっとした印象に早変わりします。
VTR1000Fの悪かったところ(欠点)はどこですか?
シフトダウン時の、ギア比ですね。
今までは4気筒のバイクに乗っていたので、同じ感覚で、ギアダウン・ブレーキを行うとロックします。
また低速からの立ち上がりにくせがあり、低速領域は弱いと私は感じました。
そこが欠点ですね。
ホンダ・VTR1000FのQ&A
VTR1000Fの中古車価格はいくらぐらい?
26~80万円ぐらいです。
※2020年3月現在、グーバイク参照
どんなエンジン音なの?
下記の動画でVTR1000Fのエンジン音を聞くことができます。
VTR1000Fと美女との写真が見たいのだが?
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VTR1000Fの平均買取価格は何円?
11万2千円です。
※2020年3月現在、Webike参照
ただし、走行距離や年式、バイクの状態によって4万円~35万円ぐらいとかなり変わってきます。
VTR1000Fを売ろうと思っている方や査定金額を知りたい方は、直接、査定してもらった方がいいです。