このページでは、バイクで日本一周の5W1H(誰が、いつ、どこで、何を、なぜ、どのように)を考えてみます。
5W1Hとは、Who(誰が)、When(いつ)、Where(どこで)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)を指す言葉で、ビジネスでよく使う言葉です。
しかしながら、これはビジネス以外でも活用できる考え方です。
バイクでの日本一周をより充実したものにするために、是非、自分ならどうなのかを考えながら読み進めてください。
※もちろん、何も考えずにぶらりと日本一周するのもいいです。それはそれで、面白い発見があるかもしれません。
バイクで日本一周の5W1H(誰が、いつ、どこで、何を、なぜ、どのように)
Who(誰が)
これは、もちろん、「自分が」多くの人の回答です。
しかしながら、「(自分+友達)が」や「(自分+妻 or 夫)が」など、「(自分+誰か)が」でもいい訳です。
現に夫婦でバイク日本一周している人もいます。
基本的なことですが、まずは誰がバイクで日本一周するのか決めましょう。
When(いつ)
いつバイクの日本一周に行くのかは、かなり重要な問題です。
日本には、四季がありますので、いつ行くのかによって温度の差が生じます。
それに、例えば、無料のキャンプ場を主に利用しようと考えているのであれば、行く時期が非常に重要です。
なぜなら、そもそも11月~3月は閉業しているところが多いからです。
それを知らずに出かけると、最初からつまずくことになってしまいます。
そのようなことを考えると、4月の春から日本一周する人が多いです。
ただし、バイクの日本一周に2か月以上掛ける予定であれば、6月からの梅雨に突入してしまうリスクはあります。
それならばと、梅雨終わりの8月からバイクの日本一周に出かけようと思えば、今度は熱中症や虫がたくさん出るリスクが出てきます。
それに台風が日本に上陸しやすい8月、9月にも被ってしまいます。
それであれば台風も少なくなってくる10月スタートはどうだとなってくると、キャンプ場が閉鎖しているリスクや冬に突入してしまうため、単純に寒いということもあります。
じゃあ、いつがいいのかということですが、これはそれぞれの季節のメリット・デメリットを考えて決めるしかありません。
どの季節に行っても、多少のデメリットは出てきます。
それらを踏まえて、オススメは4月でしょうか…。
確かに、梅雨入りしてしまっては厄介ですが、それまでに日本一周してしまうことも可能ですし、何より春にバイクは気持ちいいです。
ただし、いつの季節、月にスタートすればいいのかは個人の事情によっても変わってきますので、メリット・デメリットを考えて、いつがいいのか決定しましょう。
Where(どこで)
どこで、これは「日本で」が回答ですが、もう少し細かく見ていきましょう。
日本といっても、どのようなルートで、どこまで行くのか決める必要があります。
例えば、海沿いを一筆書きのように一周するのか、それとも47都道府県すべて行くのか、はたまた自分が好きなように日本一周するのかなどです。
それに沖縄はどうするのか、離島はどこまで行くのかなど、どこに行くのか決めることは意外に多いです。
それに時計回りか、反時計回りなのかという問題もあります。
自分が日本のどこに行きたいのか考えて、ルートを決めるのもいいでしょう。
What(何を)
何をするかですが、これは「バイクで日本一周」というのが、まず出てくる回答です。
しかしながら、それだけでは少しつまらないかもしれません。
例えば、「(バイクで日本一周)+秘湯を巡る」だったり、「(バイクで日本一周)+日本にある23の世界遺産すべてを巡る」でもいい訳です。
つまり、日本一周+αで何をするのか決めた方が面白いのではないかという提案です。
自分の趣味であったり、日本でまだ行ったことがない場所に行くであったり、何をしてもいい訳です。
ここでは考えつく限り、その+αを考えてみましょう。
バイクで日本一周
+秘湯を巡る
+日本にある23の世界遺産すべてを巡る
+日本の東西南北端に行く
+釣った魚で食事をとる
+食べられる野草で食事をとる
+美術館・博物館巡り
+寺・神社巡り
+動物園巡り
+パワースポット巡り
+おしゃれなカフェ巡り
+将棋場巡り
+ラーメン店巡り
+ご当地グルメ巡り
+全国のお酒を飲む
+全国で路上ライブ
+天体観測
+雀荘巡り
+パチンコ・スロットの収益だけで過ごす
+バイクと風景の写真集の制作
+人との出会い
etc.
考えれば、色々とアイディアが生まれてきます。
せっかくバイクで日本一周するのであれば、自分だけのオリジナリティ溢れる旅にしてみてはどうでしょうか?
Why(なぜ)
なぜバイクで日本一周するのか、その理由は様々ですし、理由なんてないなんて人もいるかもしれません。
それはそれでいいのですが、なぜバイクで日本一周するのか、改めて考えてみてもいいかもしれません。
なぜなら、バイクで日本一周するには、かなりの「時間」と「お金」が費やされる訳ですし、人によっては会社を辞めたり、奥さんに愛想を尽かされるリスクがあったりします。
それでも本当に行きたいのか、考えてみましょう。
イギリスの登山家、ジョージ・マロリーは、「そこに、山があるから」という理由でエベレストに挑戦しましたが、まだ誰もやったことがないことに挑戦したいという理由で、バイクで日本一周+αのことに挑戦するという理由もアリだと思います。
または、そんなかっこいい理由ではなく、行ったことがない都道府県に行ってみたいという好奇心であったり、単純に面白そうだから、現実逃避したいからという理由でもいいと思います。
なぜバイクで日本一周するのか理由が明確になると、行動も変わってきます。
例えば、現実逃避したいという理由で日本一周したいのであれば、ぶらぶらと全国を周ればいいだけですが、色々な人に出会いたいという理由で出発するのであれば、それなりにどうすれば色々な人に出会えるのか考え、色々と試行錯誤しなければなりません。
なんとなく出かけてもいいと思うのですが、なぜ行くのか理由を明確にすることで、結果が違ってくるということがありますので、このWhy(なぜ)という問いの回答を自分なりに考えてみてもいいのではないかと思います。
How(どのように)
最後に、どのようにバイクで日本一周したいのか考えてみましょう。
このどのようには、考えることがたくさんあります。
例えば、どのような食事をするか、どのように一夜を過ごすか(キャンプなのか、ホテルなのか、はたま野宿なのかなど)、貧乏旅行なのか、お金持ち旅行なのか、125㏄以下の原付なのか、中型バイクなのか、はたまた大型バイクなのかなどです。
考えればキリがありません。
どのようにバイクで日本一周したいのか決めてない人は、まずは考えてみてください。
バイクで日本一周がプラスになるかマイナスになるかは行動次第
バイクで日本一周すれば、必ず人生が良くなるだとか、悪くなるだとか、そんなことはありません。
結局のところ、何を考えて日本一周し、そして、その経験を生かして何をするのかで人生は変わります。
もしあなたが大学生であり、失うものが「時間」と「お金」だけであれば、リスクは少なく、リターンは大きくなる可能性が高いです。
もしあなたが社会人であり、失うものが「時間」と「お金」以外にもたくさんあれば、リスクは大きく、リターンはリスクに見合うのかは未知数です。
ですが、どこの誰がどの選択をしようと、どうなるかは確率の問題であったり、未知なままです。
結局のところ、何を選択すれば人生が良くなるのかなんて、誰もわからないのです。
よく何を選択するかではなく、自分が決めた道でどのように何をするかの方が大切だと言われますが、本当にその通りです。
バイクで日本一周するにしても、しないにしても、自分で決めた道を信じ、どのように何をするか頭に汗をかいて考えましょう。
人生を切り開くには、それしかないように思います。