このページでは、原付免許の取得に必要な書類や試験合格までの流れを解説します。
原付免許の取得に必要な書類は何?
誰が原付免許を取得できる?資格や条件は何?
何歳から試験を受験できる?
どこで試験を受ける?
具体的に何をすればいい?試験合格までの流れは?
このような疑問があれば、このページは参考になると思います。
原付免許の取得に必要な書類は何?
まず原付免許取得に必要な書類を解説します。
住民票
本籍(国籍)が記載された住民票が1通必要です。
コピーは不可ですが、マイナンバーは省略された住民票で大丈夫です。
現在、マイナンバーカードまたは住民基本台帳カードを取得している方であれば、コンビニで住民票の交付が可能です。
そのコンビニで発行された住民票でも大丈夫です。
海外赴任等で住民票を発行できない方は、一時帰国証明書と戸籍謄本の提出が必要です。
身分証明書
健康保険被保険者証、住基カード、マイナンバーカード、パスポート等。
申請用写真
縦3cm×横2.4cm、無帽・無背景で6ヶ月以内に撮影した写真。
免許センター内にもスピード写真機が設置されていますが、街中にある値段よりも若干、高い可能性があります。
具体的には、免許センター内のスピード写真機の値段が700円ぐらいで、街中のスピード写真機が500円~700円ぐらいかと思います。
格安で済ませたい方は、スマホで撮影して、コンビニ証明写真を利用する方法もあります。
これだと、200円で済ませられます。
ただし、縦3cm×横2.4cm、無帽・無背景で6ヶ月以内に撮影した写真という条件がありますので、そこは注意が必要です。
印鑑(認印)
印鑑(認印)は地域によっては不要です。
あなたが試験を受ける運転免許試験場の必要なものの欄を確認するようにしましょう。
もしいる場合、シヤチハタ以外であれば問題ありません。
100均の印鑑でも問題ありませんが、せっかくならしっかりとした印鑑を作りたいというのであれば、印鑑の専門店で作ってもらうのもオススメです。
手数料
原付講習手数料4,500円、受験手数料1,500円、免許証交付手数料2,050円
※上記の手数料は、東京都や大阪府の値段です。都道府県によって多少異なるケースや増額改定されているケースもありますので、詳しくは各都道府県でお調べください。
誰が原付免許を取得できる?受験資格や条件は何?
誰が原付免許を取得できるのか、受験資格や条件を見ていきましょう。
年齢
16歳以上の方
視力
視力が両眼で0.5以上。一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.5以上。
住所
運転免許試験場がある都道府県に住んでいる方。
どこで試験を受ける?
原付免許試験を受験できるのは、各都道府県の運転免許センターです。
例えば、東京都内在住の方は、府中運転免許試験場、鮫洲運転免許試験場のどちらかで受験します。
※江東運転免許試験場は、原付免許の取得はできません。
原付試験合格までの流れ
ここからは、原付試験合格までの流れを解説します。
学科試験の勉強をする
まずは学科試験の勉強をすることから始めます。
原付免許の試験時間は30分で、文章問題46問、イラスト問題2問で、50点満点中45点以上(90%以上)取らないと合格できません。
文章問題が1問1点、イラスト問題が1問2点ですので、仮にイラスト問題を2問間違えてしまうと、文章問題では1問しか間違えられないということです。
決して誰でも一発で合格できるという訳ではありませんので、しっかりと勉強する必要があります。
勉強方法としては、日本二輪車普及安全協会のゲンチャレをやったり、スマホのアプリを活用したり、本の問題集を解いたりすればいいでしょう。
問題集としては、以下の本の評価が高いです。
自分に合った本であれば、どれでもよいと思いますが、問題集では100点が取れるまで何度もやり込むといいでしょう。
どこで受験するのか運転免許試験場をチェックする
学科試験の勉強をした後は、どこで受験するのか運転免許試験場をチェックします。
なぜなら全国どこでも受験できる訳ではなく、住民票の住所を管轄する運転免許試験場でしか受験できないからです。
例えば、住民票が大阪なのに東京の運転免許試験場で受験はできません。
住民票が大阪であれば、大阪府内の運転免許試験場での受験をする必要があります。
また地域によって必要書類や手数料も若干、異なりますので、事前にチェックする必要があります。
必要書類を用意する
申請手続きに必要な書類を用意します。
ページの上部にある『原付免許の取得に必要な書類は何?』や各都道府県の警察のホームページにある原付免許受験のページを参考に用意しましょう。
学科試験予約をする(予約不要の都道府県もあります。)
オンライン予約、または電話で学科試験予約をします。
受験日、受験する免許種別、名前、生年月日、学科試験言語の選択等をして、申し込みを完了します。
※予約不要の都道府県もあり、東京都は予約不要です。
運転免許試験場に行く
受験のために、運転免許試験場に行きます。
その時、必要書類を忘れずに持参しましょう。
試験会場の受付曜日は、各運転免許試験場によって異なります。
祝・休日は受付をしておらず、年末年始も業務を行っておりません。
受付時間も各運転免許試験場によって異なるため、事前にチェックする必要があります。
下記は、東京都内の運転免許試験場のケースです。
受付をする
運転免許試験場に行って受付をします。
具体的には、試験場に置いてある運転免許申請書への記入や持参した写真の貼り付け、証紙を購入します。
適性検査を受ける
適性検査を受けるために、受験者の列に並びます。
視力検査と色彩検査をします。
学科試験を受験する
ここでついに、学科試験の受験です。
今まで勉強してきた成果を発揮できるように試験に臨みましょう。
合格発表を待つ
試験後、合格発表を待ちます。
30分程度、時間が掛かります。
原付技能講習を受ける
見事、試験に合格したら原付技能講習を受けます。
原付技能講習の時間は3時間程度です。
原付技能講習は、実際に原付を運転するため、長袖、長ズボンなど運転にふさわしい服装で来るようにしましょう。
それとサンダルやハイヒールは不可ですので、必ず靴で来るようにしましょう。
また都道府県によっては、事前に指定の自動車教習所で原付技能講習を受講しないと即日の免許証交付ができないことがあります。
※例えば、兵庫県は即日交付を受けるためには、事前の原付技能講習が必要
ですので、必ず事前に各都道府県の原付免許取得について、調べておきましょう。
原付取得時講習を受ける
原付取得時講習は、原付を運転する際の心構えを学ぶための講習です。
この間に免許証が作られます。
免許証が交付される
ついに免許証の交付です。
氏名、住所等に間違いがないか確認しましょう。
間違いがなければ、免許証を財布等にしまって帰宅です。
原付を選ぶ
原動機付自転車免許を取得したら、どの原付を買うか選びます。
原付免許で乗れるのは、50cc以下の原付です。
当サイトでは、かっこいいだったり、かわいいだったり、オシャレだったり、オススメの原付は何かだったり、アンケート調査を実施していますので、そちらも是非、参考にしてみてください。
ちなみに、50cc~125ccのバイクを運転するためには小型限定普通二輪免許の取得が必要ですので、気を付けてください。
原付免許の勉強時間はどれくらい?試験の勉強方法はどうする?
下記のページでは、『原付免許の勉強時間はどれくらい?』という質問に回答しております。
また、試験の勉強方法についても解説しておりますので、是非、チェックしてみてください。