このページでは、バイク教習所での免許取得費用をローンで支払う方法と注意点を解説しております。
バイクの免許取得費用は意外に高額で、なかなか支払いができないという方も多いのではないでしょうか?
ですが、運転免許ローンを利用すれば、一度に支払わなくてもいいため、月々の出費を軽減できるというメリットがあります。
ただし、お金を借りるということは注意点も色々とあります。
この記事では、バイク教習所での免許取得費用をローンで支払うことを検討している方のためになる情報提供を目的としておりますので、是非、参考にしてみてください。
バイク教習所での免許取得費用
バイク教習所での免許取得費用は、免許の種類、普通免許の有無、地域、通学か合宿かなど条件によってかなり違うため、一概には言えませんが、普通自動車免許を保有していない場合、およそ以下が目安です。
AT小型限定普通二輪免許・・・約12万円
小型限定普通二輪免許・・・約13万円
AT限定普通二輪免許・・・約14万円
普通二輪免許・・・約16万円
AT限定大型二輪免許・・・約26万円
大型二輪免許・・・約28万円
※あくまで目安です。
普通自動車免許を保有していると免許取得費用は安くなりますし、合宿(※合宿免許のマイライセンスのサイトへのリンクになっています。)でローシーズンに行くのも安くなります。
※ローシーズンは、4~7月中旬や9月中旬~1月中旬頃です。(逆に1月下旬〜3月、7月下旬〜9月上旬は繁忙期で、費用が高くなる傾向にあります。)
それに地域によってもかなり費用に差がありますので、詳細は行きたい教習所の料金プランをチェックしてみてください。
いずれにしても、バイク教習所での免許取得費用は決して安くありません。
ですので、現金一括での支払いは難しいという方も多いはずです。
バイク教習所での免許取得費用の支払方法
バイク教習所での免許取得費用の支払方法は、場所によって多少違いはありますが、だいたい以下の通りです。
- 現金一括払い
- 現金分割払い
- 銀行振込
- クレジットカード支払い
- QRコード決済
- 免許ローン
以下、それぞれもう少し詳しく見ていきましょう。
現金一括払い
まずは最も一般的な支払方法である現金一括払いです。
申し込み時や入校日当日までに支払うケースが多いです。
ただ、いつ支払うのかは決まったルールはありませんので、通う教習所によって違います。
現金分割払い
現金分割払いに対応している教習所もあります。
現金分割払いは、ローンと違って金利も発生しないケースが多いためおすすめの支払方法です。
ただし、教習所を卒業するまでに全額支払う必要があるため、その点は注意が必要です。
銀行振込
教習所の銀行口座に振り込みする方法もあります。
窓口に大金を持っていく必要がありませんので、落としたりするリスクがありません。
教習所によっては、振込用紙を用意してくれていますので、それを使って振り込みます。
クレジットカード払い
クレジットカード払いは、ポイントも貯まっておすすめの支払方法ですが、対応している教習所は意外に少ないです。
これは教習所側がクレジット会社に手数料を支払わないといけないので、その点を嫌っている場所が多いという理由からだと思います。
クレジットカードを利用できる教習所で、一括払いができるのであれば、最もおすすめな方法です。
まだクレジットカードを持っていないという方は、下記のページでバイク乗りにおすすめクレジットカードを紹介しておりますので、是非、参考にしてみてください。
QRコード決済
QRコード決済に対応している教習所も少ないとはいえ、増加傾向にあります。
PayPayを中心として、LINE Pay、au PAY、メルペイ&d払いなどに対応している教習所もあります。
電子マネー
数は少ないのですが、電子マネーに対応している教習所もあります。
例えば、nanaco、楽天Edy、WAON、NIMOCA、SUGOCAなどです。
免許ローン
最後に免許ローンです。
下記で詳しく解説しますが、免許ローンにも教習所と提携している信販系ローンの他に、銀行系ローンや大学生であれば生協ローンが使えます。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、詳しくは下記をご覧ください。
バイク教習所での免許取得費用をローンで支払う方法
バイク教習所での免許取得費用をローンで支払う方法は、上記でも触れましたが、以下の3種類です。
- 信販系ローン
- 銀行系ローン
- 大学生協ローン
以下、それぞれのメリット・デメリットや金利などについて詳しく見ていきましょう。
信販系ローン
信販系ローンは、教習所と提携している信販会社のローンです。
金利は13%前後と高めに設定されているのがデメリットですが、教習所で申し込めるので手続きが楽です。
支払回数は12回、24回、36回と自由に選択できたり、支払い開始月を最長で6か月ほど遅らせることができるケースもあり、学生であれば卒業後に就職してから返済できたりします。
銀行系ローン
銀行系ローンは、その名の通り、銀行のローンです。
この銀行系ローンには、自由に利用できるフリーローンと車やバイクに使い方を限定したマイカーローンがあります。
基本的には、免許取得にはフリーローンを使いますが、銀行によってはマイカーローンを利用できるケースもあります。
金利はフリーローンは5~10%で、マイカーローンは2~5%ぐらいです。
いずれにしても、信販系ローンよりかはかなり低い傾向にあります。
金利が低いメリットはあるものの、安定した収入を必要とします。
そのため、安定した収入がない学生や専業主婦などの場合、ハードルが高い可能性があります。
※成人年齢が引き下げられたことで、審査に通るかは別として、銀行によっては18歳以上であれば申し込みはできます。
大学生協ローン
大学生協ローンは、その名の通り、大学生協が提供するローンです。
在籍している大学生が利用できます。
金利は9%ほどで、満18歳から申し込みできます。
信販系ローンよりも低く、銀行系ローンよりかは高い水準です。
デメリットは、利用できる教習所が限定されるケースがあることと、親権者の電話での同意確認、または親権者が連帯保証人になる必要があることです。
ローンで支払うケースの注意点
ローンは借金ですので、当然、返済が必要です。
もし返済が滞ると、支払い通知が来て、それでも支払えないと督促状が来て、遅延損害金も請求されるリスクがあることは頭に入れておくべきです。
また、それでも返済できないとなると、法的手段を取られて、裁判の結果、給与の差し押さえ処置がとられてしまいます。
ですので、ローンの返済遅延はリスクが高いのです。
また、バイク教習所での免許取得費用以外に、バイク本体や保険料、維持費などもかかることを忘れてはいけません。
もちろん、まずは免許取得だけというのであれば別ですが、バイクも買う場合は、その費用もどうするのか考える必要があります。
バイクの購入に関しても、ローンか現金一括かで悩んでいる方は、下記のページも参照してください。
まとめ
バイク教習所での免許取得費用をローンで支払う方法について解説しました。
借金は返済が滞るとリスクが大きくなるため、返済計画を立てて、無理のないローンを選択することが重要です。
また、バイク本体や保険料、維持費などもかかることを考えて利用するようにしましょう。
バイクの乗り出し価格はいくら?諸費用はいくら掛かる?
下記のページでは、「バイクの乗り出し価格はいくら?」、「諸費用はいくら掛かる?」について解説しております。
バイクを買うとなった時に必要な費用は、車両本体だけではなく、色々と諸費用がプラスで必要です。
ですので、バイクを買うとなった時は、そのお金も用意する必要があります。
バイクを買ったら必要なもの合計9選!【バイク装備一式】
免許を取得して、バイクを買ったら、それですぐにバイクに乗れる訳ではありません。
法律的に言えば、ヘルメットは必須ですし、他にも必要なものが色々とあります。
安全にバイクに乗るためにも必要なものばかりですので、バイク装備一式を揃えるといくらぐらいの費用が必要なのか知りたい方も、是非、チェックしてみてください。