「バイクが欲しいけれどお金がない・・・。」
そのように悩んでいる方も多いはずです。
それもそのはずで、金融広報中央委員会の世論調査では貯金なしの割合は二人以上の世帯で2割、単身世帯では3割もいるのです。
これは60代や70代の高齢者を含んだ平均で、20代に限定すれば4割弱の世帯に貯金がありません。
そのような貯金なしの状態でバイクが欲しいと思っても、買えないのは仕方がありません。
なぜなら、バイクはとても高いからです。
このページでは、そんな悩みを抱えている方に「ゼロから始めるバイク購入ガイド」として、どのように貯金ゼロからバイクを買えるようになるのか、解決策を提示できたらなと思います。
お金がないけれど、バイクが欲しいという方は、是非、参考にしてみてください。
まず知っておきたい、バイクの平均的な価格帯
まず知っておきたいのは、バイクの平均的な価格帯です。
バイクの平均的な価格帯を知ることで、お金がない状態からいくら貯めればいいのかの目安を知ることができます。
50cc、125cc、250cc、400cc…と排気量別の新車の価格
50cc・・・18~31万円ぐらい
125cc・・・22~50万円ぐらい
250cc・・・48~96万円ぐらい
400cc・・・56~115万円ぐらい
400cc超・・・80~340万円ぐらい
上記は目安であり、新車のバイクの価格はメーカーや店舗など、様々な条件によって変わってきます。
それぞれのメーカーの各新車のバイク価格を知りたい方は、下記の公式サイトを参照してみてください。
50cc、125cc、250cc、400cc…と排気量別の中古車の価格
中古バイクは、車種によってだいぶ価格に差がありますし、走行距離、年式、状態などによっても個体差がありますので、排気量別にだいたいこれぐらいとは一概には言えません。
ですので、下記のグーバイクであなたの興味のあるバイクの価格を各自で調べてみてください。
基本的には新車の価格より安いですが、プレミアが付いているようなバイクだと、新車の平均価格よりも大分高いバイクもあります。
最も手頃なモデルの紹介
新車で買う最も手頃なモデルをここでは紹介します。
50ccクラス・・・スズキ・レッツ(税込178,200円~)
125ccクラス・・・ホンダ・Dio110(税込217,800円~)
250ccクラス・・・ジクサー250(税込481,800円~)
400ccクラス・・・GB350(税込561,000円~)
400cc超クラス・・・SV650 ABS(税込803,000円~)
お金を増やすための計画的なステップ
目標金額の設定
お金を増やすための計画的なステップとして、まずは目標金額を設定します。
上記でバイクの平均的な価格帯を知ったことで、目標金額の一つの目安を知ることができたと思います。
ですが、現実問題として貯めたお金をすべてバイクの購入資金として使うのはリスクが高すぎます。
失業や病気、事故などのトラブルに備えておく生活防衛資金を生活費の3~6か月分は現金として置いておくことをおすすめします。
それにバイクの費用というのは、車両本体だけでないことも頭に入れておく必要があります。
具体的には、法定費用(重量税)、自賠責保険などの税金や保険料と名義変更代行費用、車検取得費用、整備費用なども用意する必要があります。
詳しくは下記のページを参照してほしいのですが、車両本体以外に3~7万円はプラスして用意しておく必要があります。
また、ヘルメットやグローブなどの装備も必要です。
それについて詳しく知りたい方は下記のページを参照してほしいのですが、少なくとも5万円は用意したいところです。
そうなってくると、車両本体の価格が50万円だとすると、諸費用で5万円、バイク用品で5万円、生活防衛資金として40万円(※ただし、自分自身の生活費によって生活資金はかなり変わってくるので注意が必要です。)、合計で100万円は用意するのがおすすめです。
車両本体の価格に関しては、どの車種が欲しいのか、中古なのか新車なのか、それぞれの条件によって幅がありますので、まずは欲しいバイクを決めて、その他諸々の費用(諸費用+バイク用品+生活防衛資金)をプラスして、目標金額を設定しましょう。
また免許取得がまだの方は、その費用もプラスして考えてみてください。
※免許取得費用は、普通二輪なのか、大型二輪免許なのか、小型普通二輪免許なのか、それに住んでいる地域や教習所、すでに持っている免許の種類によっても変わってきますので、通う予定の教習所のホームページを事前にチェックしましょう。
期間の設定
目標金額の設定をしたら、いつまでに貯めるという期間の設定をします。
短い期間を設定したら、当然、それだけ生活が厳しくなる可能性が高いですので、無理のない範囲で実現できそうな期間設定をしましょう。
例えば、目標金額が100万円の場合、1年間で貯めようと思ったら月に8万3334円貯める必要がありますが、2年間であれば、その半分で言い訳です。
お金を貯めるには、収入を増やして、支出を減らす
お金を貯めるためには、収入を増やすか、支出を減らすか、どちらかしか考えない人がいますが、それでは効率的ではありません。
できれば収入を増やして、なおかつ、支出を減らす工夫をしましょう。
支出を減らすためには、具体的には支出の割合が大きい家賃と食費を見直します。
また、人によっては交際費や娯楽費を抑えるのが最も効果があるケースもあります。
節約の具体的なイメージをしたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。
収入を増やす方法については、副業や残業を増やすというのが一般的です。
また、学生の方であったり、無職の方の場合は、まずは何かしら就職するのがおすすめです。
もしくは、比較的大きな街に住んでいる場合、Uber Eatsの配達員をして個人事業主として収入を増やすのもいいかもしれません。
いずれにせよ、収入がゼロの場合、いくら節約してもバイクを買うことはできませんので、何かしらの収入源を作りましょう。
ただし、一発逆転を狙ってギャンブルで増やそうとするのはやめた方がいいです。
確かに、可能性はゼロではないですが、期待値が低いため、成功確率が低いです。
最初はコツコツと積み上げられる収入源を確保しましょう。
中古バイクへの目線:低予算でも楽しめる選び方
ゼロからバイク資金を作っていく場合、低予算でも楽しめる中古バイクの購入を検討するのはおすすめです。
中古バイクの魅力
中古バイクには、以下のような魅力があります。
- 価格の利点
- 熟成の良さ
- 多種多様な選択
- 所有の早さ
中古バイクは、新車よりも安いので、貯める資金も少なくて済みます。
それに新車特有の乗りこなしが不要なので、初めから安定した乗り心地を楽しめる塾生の良さがあります。
多種多様な選択とは、生産終了モデルやレアな車種、カスタムされたバイクなど、中古市場ならではのバイクがあるということです。
所有の早さとは、新車の場合、注文後の納車待ちが必要で、かなり長い間待たされるケースがありますが、中古バイクの場合、店頭にすでに在庫があるため、比較的早くバイクの購入と所有ができるということです。
購入時の注意点
色々な魅力のある中古バイクですが、以下の点は購入時に注意が必要です。
- 整備の状況
- 事故歴の有無
- 保証の有無
まずバイクの整備状態や故障履歴をしっかり確認することが大切です。
また、事故歴の有無も確認しておきましょう。
それと、ショップによっては保証がなかったり、保証があるケースでも、どれくらいの期間保証があるのかに違いがありますので、購入時に確認しておきたいところです。
信頼できる中古バイクの選び方のポイント
信頼できる中古バイクの選び方として、以下の3つがポイントになってきます。
- 情報収集
- 店舗の評価
- 現車確認
まずは購入を検討しているバイクの情報収集です。
インプレやSNSなどの口コミを確認して、一般的な問題点や強みを事前に把握しておきましょう。
バイクだけでなく、購入予定の店舗の評価もポイントです。
評判や口コミをSNSやGoogleなどで確認しておきます。
最期に現車確認です。
中古バイクは特に現車確認が重要です。
写真や商品説明だけでは見落としたり、わからないことがありますので、必ず店舗まで行き、実際のバイクを確認するようにしましょう。
特にエンジンの動作確認、外装の傷や汚れ、タイヤの摩耗度などをチェックすることが大切です。
まとめ
バイクが欲しいけれどお金がないと悩んでいる方は、上記の順番に従って、まずは欲しいバイクを決め、目標金額や期間を設定し、収入を増やして、支出を減らすことで資金を貯めていきましょう。
バイクを欲しい気持ちが強いほど、仕事を頑張れますし、節約もできるはずです。
後は計画に従って、コツコツお金を増やしましょう。
ただし、健康を害するような生活は絶対にやめましょう。
オーバーワークになっていることに気づいたら適度に休息を取り、栄養不足を感じたら、しっかりとした食事をとることが大切です。
それでお金が貯まる期間が少し伸びたとしても、健康を損なうよりもよっぽどかいいです。
上記でもおすすめしましたが、下記のページは生活費を節約するための参考になると思いますので、支出を減らしたい方は、是非、チェックしてみてください。
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